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スタッフのつぶやきブログ

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断熱、耐震を行う性能向上リノベーションのお問合せをたくさん頂いています。

2019-03-14
カテゴリ:広島,現場,リフォーム,リノベーション,名藤,性能向上リノベーション,耐震改修,断熱改修,断熱性能の事
名藤です。

現在大型のリノベーション、リフォームのご相談を何件か頂いております。

佐伯区の現場ではリノベーションのプランニングが大詰めです。
こちらのお家は私たちの会社がある五月が丘で木造の中古住宅を購入され耐震と断熱リフォームを行う予定でプランニングしています。

今回は増税した場合に利用が可能な次世代住宅ポイント制度を考慮して、耐震化、断熱化、エコ住宅設備や家事負担軽減、リフォーム瑕疵保険の加入やインスペクションなども行う予定です。
単純な表装のリノベーション、リフォームでは無く性能を向上して健康で快適な住空間を目指して当初からご提案しました。

また設備過多にならず、パッシブデザインや自然素材も採用したしつらえの良いリノベーションを目指しています。

今回の様な大型のリノベーションが増えています。今週末も熊野町で入母屋の日本家屋の建物調査を行います。その後リノベーションのプランニングに入る予定です。
昨年も大型の性能向上リノベーションを2棟施工させて頂きお施主様にとても喜んで頂きました。

お話を聞く中で性能向上リノベーションをご依頼頂く方の傾向が少し分かってきたので書き出します。

①親の住んでいた実家に愛着があるけど暑かったり、寒かったりするので何とかしたい。
②今後も住み続けたいが耐震性に不安がある。
③ご両親のお家と近居する為に中古住宅を購入する、または実家に同居するのを機に工事する。
④建物よりも場所に魅力を感じ中古住宅を購入して工事する。

などの理由でお問合せを頂いています。

どの理由もそれぞれお施主様の事情がありますが、どのお家も快適性や安全性を高めて今後も住んでいきたいというご要望が多いと思います。

私たち工務店として木造の住宅の耐震化や断熱化は宿命でもあり、需要が見込まれる市場だと思います。

しかし木造住宅はお家によって劣化状況が異なり、図面の通りに構造が組まれていない事もしょっちゅうです。
手も掛かり大変な部分も多く、現場の対応力や知識が必要になります。

こちらの現場でも事前に調査を行い、耐震や劣化状況を入念にチェックさせて頂きました。
詳細の内容を詰めて、安心してリノベーションして頂ける様に精一杯ご提案したいと思います。

今後の進捗をお楽しみに!

以上、名藤でした!!

吹抜けって寒くないですか?とよく聞かれます。

2019-03-07
カテゴリ:新築,名藤,高気密・高断熱,ZEH,省エネ住宅,吹抜け,寒くない家,断熱性能の事,窓の事
名藤です。

現在解体工事中の佐伯区の現場ですが、今朝の時点で建物は無くなり、基礎や土間部分を残すのみとなりました。
今週中には完了し、月末に地鎮祭を行って基礎着工となります。
 
こちらのお家は団地内に建ちますが、真南向きで南側の建物からの距離もありしっかりと太陽の恩恵を受けられるお家になりそうです。
事前にCADソフトと温熱ソフトで日射熱の取得と暖房負荷のシュミレーションをしていますが、真南には大きな窓を確保して冬の暖房かわりになる様にしています。
 
あと会社には下模型も用意して窓面のイメージが分かりやすい様にしています。
 
 
こちらのお家には吹抜けがありますが、よく
 
『吹抜けがあると冬、寒くないですか?』
 
と聞かれます。
 
 
確かに昔のお家では吹抜けがあるLDKの冷暖房が効かなったり、冬は床面から冷えたり、上階から冷たい空気が下りて来るのが分かったり、夏は西日が入ってきて暑かったりと悪いイメージが多いと思います。実際に昔のお家ではその様な室内環境になる事が多かったと思います。
 
 
吹き抜けの上部にシーリングファンなどを設置して空気の力を使ってパワープレイで暖気を下に抑え込んだり、冷気を2階に上げたりような工夫をしているお家も多いのではないでしょうか?
 
 
私達の会社ではよく吹き抜けのある間取りをご提案していますが、最初の間取りのプレゼンをすると上記の様な室内環境になるのではないかとお施主様からご質問が来る事も良くあります。
 
先にお伝えすると私たちの会社が作るお家では上記の様な寒い吹抜け空間にはならない様に工夫していますが、敷地の日射の特性を理解せずにプランニングしたり、また建物の温熱計算をしなかったり、
また断熱性の低い窓でご提案したりすると上記の様な寒い室内環境になってしまう可能性があるので注意が必要です。

その様な吹抜け空間にしない為には下記の様な部分を注意しています。
 
 
①建物の断熱性をしっかりとバランスよく確保する事
②窓を断熱性能が良い物にする事
③暖冷房計画を事前にシュミレーションする事
④吹抜けを介して、暖冷房、光を分けられるような間取りにする事
 
 
以上の様な点です。

①の建物の断熱性をバランスよく確保する事ですが、そもそも断熱性が低いお家の吹抜けは何をしても良い室内空間にはなりにくいです。
現在の省エネ基準の外皮性能で作っても正直良い空間にはなりにくいです。大型でパワフルな冷暖房を入れたら別ですがその分エネルギー費用がかかります。

 
高断熱の家は上下階の温度差が少なく快適な吹抜け空間になりますが、床、壁、天井の断熱性能のバランスも大切だと思います。
屋根の断熱材の厚み、性能は良いけど床、基礎の断熱材が弱かったりすると足元で不快な部分が出てくる事が多いです。
床、壁、天井の断熱材の性能、厚みをしっかりと確保しながらコストをバランスよく検討する事が重要です。コストの為に断熱性能を落とす事は吹き抜けのあるお家ではやめた方が良いと思います。
私達の会社ではまずその様なご提案はしていません。

 
続いて②の窓の断熱性ですが、窓は良い断熱性の商品が出てきていますが壁に比べると明らかに断熱性能は弱い部分になります。具体的に言うと窓は樹脂サッシの平均的な断熱性能で言えば、高性能グラスウールを採用した外壁の熱貫流率と比べると3~4分の1程度の断熱性能になります。
なのでとにかく断熱性の良い窓にする事は必須です。
 
また冬の日射熱取得をする為にはガラスの日射熱取得率も大切な要素です。南面なのに遮熱Low-Eのガラスを入れている建物をよく見ます。
これは冬の太陽高度の下がった時に太陽熱をあんまり入れないという無駄な事をしてしまっています。
方角が真南向きに近い事が重要ですが、真南向きなら冬は取り込み、夏は遮る事が庇の出幅を検討して設置する事で可能になります。
冬の吹抜けの日射熱のエネルギーは上下階の温度差を無くす事ができる要素になります。
 
 
③の暖冷房計画の事前のシュミレーションですが、吹抜けがあれば少ない冷暖房機器で広範囲の部屋を冷暖房できる可能性があります。
強力な冷暖房機器で賄う事も一つの方法ですが、できるだけジャストサイズで、省エネルギーで、機器コストも安い冷暖房機器で広範囲をまかなう方がお施主様にとってはメリットだと思います。

 
私達の会社では約30~35坪程度のお家であれば、夏は1階のLDKにある4.0kw程度のエアコン1台で暖房し、夏は2階吹き抜け付近にある2.8kw程度のエアコンで冷房する方法でまずご提案しています。
本当はエアコン1台で賄えるようにいつも考えていますが冷房と暖房の広がり方の違いがあるので2台設置を基本としています。
またお家が大きくなったり、小さくなったりすればまた再計算しますが、
 
【大切なのは事前に家の断熱性能を知り、最適な冷暖房機器を選択する事です】
 
 
続いて④の間取りについてですが、できるだけ室内の各部屋の仕切りも開放的な間取りをご提案しています。
吹抜けを熱や光の分配元、HUBの様な場所にしてそこから各部屋へ熱や光が配れれば効率的だと思います。

 
間取りのご要望によってできない事もありますが、ランマをご提案したり室内窓をご提案してりして何とか物理的に吹き抜けやホールと『繋がる』様に工夫しています。

 
吹抜けは上手に作れば合理的に室内環境を良くできる方法の一つです。
しかし上記の部分を考慮せずに作ると室内環境を悪くする方法にもなります。

単純な見た目の良さだけでなく、しっかりとした検討が必要だと思います。
ぜひ吹抜けに関してご質問があればお問合せ下さい。

以上、名藤でした!!

バルコニーのご提案が減っている理由

2019-02-28
カテゴリ:広島,現場,新築,名藤,高気密・高断熱,設計の事,サンルーム,家事を楽にする,乾太くん,花粉症対策
名藤です。
 
先々週の週末に開催した完成現場内覧会は寒い日にも関わらずご予約のお客様にたくさん来て頂きました。急遽不動産屋さんのご紹介の方も来られ充実した時間でした。
 
今回のお家でまず聞かれたのが玄関の斜め上にある2階の掃き出し窓についてでした。
デザイン上も少し面白い感じになっていますが実はしっかりした意味を持つ窓であり配置でした。
 
この土地を売り主の私達が売る前に自社の土地なので色々と事前に検証し、シュミレーションをしていました。
ちなみに南側に建っている建物も私たちが建築したお家です。
 
真南に総2階の建物が建っているという事は日射を確保する上ではデメリットになってしまうので、いかにうまく採光して室内を暖かく、明るくするかがポイントだったのですが、
事前にSunseekerというアプリを使って太陽の動きを確認し西側に面した2階の部分が一番陽の光を取り入れられる場所でした。
 
その一番太陽の恩恵を受けられる場所にサンルームをプランニングしました。
2階の掃き出し窓はサンルームの窓でした。
 
このサンルームが最近とても人気で色々なお施主様が採用して下さっています。
今回と同じ様に2階に設置したり、洗濯機とガス乾燥機の乾太くんを設置して造作家具で組んでみたりと色々な事例があります。
 
サンルームをご要望される理由としては、
 
①花粉症なので外干ししたくない
②寒い冬にバルコニーに出て洗濯物を干したくない
③冬は外に出しても乾かない
④雨を気にしたくない
⑤最初から室内干しのつもりだった
 
以上の様な理由が多いと思います。特に花粉症対策と雨を気にしたくないという理由は多いです。
 
花粉症対策などは春先の天気の良い洗濯物干すのにもってこいの時期に限って花粉がバンバン飛んでいたり、そうでなくてもPM2.5やらNOxやら色々と大気中に飛んでいるのがアレルギーや体調不良の原因になっているからだと思います。
 
また雨については共働きのご夫婦が増えて洗濯物を雨に濡らしたくなかったり、そもそも取り込むのがめんどくさいという方も多いと思います。
 
上記の対策にはガス洗濯乾燥機の乾太くんはとても有効ですがコスト上採用できない場合もあります。
その場合はプラン上サンルームをご提案してその場所に干して頂く様にしています。
 
ところで室内干しの場合に気になるのが湿気の問題です。
 
冬の湿気は窓の結露を発生させ、その結露からカビが発生しダニやハウスダストの原因になっています。
室内干しが体調不良の原因になる事もあるのです。
 
その上で室内干しをするうえで大切だと思うのは、
 
①窓に結露が起きない様にする事
②換気をしっかりと確保する事
③ちゃんと乾く事
 
だと思います。
 
今回のお家ではまず、
 
①の窓に結露が起きない様にする事については室内の窓は樹脂サッシを採用しガラスのスペーサーもウォームエッジという樹脂スペーサーを採用した物にしています。
サンルームの窓は少し断熱的には弱くしてアルミ樹脂複合にしましたがこれはガラスを一般のペアガラスにして日射熱取得率を上げたかったからです。その代わりに入口を2重サッシにしてガラスはこちらも一般複層を組み込みました。
 
②の換気については熱交換型の24時間換気の排気側のダクトをサンルーム内に設けました。湿気た暖かい空気を外気から取り入れる冷たく乾いた空気に混合させて室内に戻す事で排気の熱エネルギーも活用しようと工夫しました。
 
③最後にちゃんと乾く事ですが、冬の室内の湿度は私たちの作るお家の様な高気密、高断熱のお家で連続暖房をエアコンなどで行うと必ずと言っていいほど湿度が低くなります。当たり前ですが暖房をする事で湿度が下がってしまう事はよくある冬の室内状況です。今回のお家も連続暖房でご提案していますが室内の湿度はそれなりに低くなる可能性があります。そこで洗濯物の登場です。加湿器などを使って加湿した場合、フィルターの掃除の目安は機種によって違いますが数日に1回は必要だと思います。もっと言えば毎日しても良いと思います。前述のカビなどのアレルギーの原因物質がフィルターに付着するとそのフィルターをそのまま掃除せずに運転すればそれなにり室内に撒き散らされると思ってよいと思います。対して洗濯物ですが毎日綺麗に洗濯機が洗ってくれているので室内干しすれば洗濯した衣類そのものがフィルターになってくれます。生乾きだと別ですが。適度な湿気を綺麗な状態で室内に提供できるという点では洗濯物は良いと思います。連続暖房による湿度不足、加湿器のフィルター掃除の問題などを室内干しは解決してくれます。
 
以上の様な理由を考慮してサンルームをご提案しています。
 
バルコニーにはバルコニーの良さがあると思いますが、生活スタイルやお客様のご要望でサンルームをプランニングが増えてきたと思います。
 
規模的に難しかったり、他の部屋の優先性が高い場合は仕方ありませんが今後もご要望があれば積極的にご提案していこうと思います。
 
以上、長文になりましたがご参考にして下さい。
 
以上、名藤でした!!
 

今週末は完成現場内覧会です!!

2019-02-14
カテゴリ:イベント,広島,新築,名藤,高気密・高断熱,ZEH,認定低炭素,会社の事,旭ホームズ
名藤です。
 
 
今週末は佐伯区の五月が丘で完成現場内覧会を行います。
今日は外構工事の最後の仕上げでウッドデッキとテラス屋根を取付しました。
 
 
室内はエアコンを24時間運転して暖房の状況を確認中です。
今日の段階で室内は4.0KW1台のエアコンで1,2階共にどのお部屋もポカポカでした。
週末がもっと寒くなる事を期待しています。
 
 
現在の所、14時、16時はご予約が入っております。
15時、17時からはご対応可能です。
ぜひご予約の上、ご見学して頂ければと思います。
 
 
 
 
以上、名藤でした!!

完成現場内覧会と今週のペレットストーブご飯

2019-01-31
カテゴリ:広島,新築,つぶやき,名藤,ZEH,認定低炭素,旭ホームズ
名藤です。
 
 
2月に完成現場内覧会を行う五月が丘のお家はほとんどの工事が完了し、細かな取付け部品や植栽などを入れたら完了します。
 
 
寒さが本格的になった今週ですがこちらのお家は2階の窓から吹き抜けを通じてポカポカと暖かい太陽光が室内に入り込んでいました。
 
 
2階の室温がしっかり上がっているので少し安心しました。
1階は床置きエアコンを稼働させて内覧会の時には1,2階とも暖かい空間になる様にしておきます。
 
 
寒い時期ほど暖かいお家の効果が分かる時です。
ぜひこの機会に弊社の暖かいお家を体験して下さい。
 
 
ご参加にはご予約が必要です。
 
 
下記のフォームからお申し込み下さい。現在のところ14時と16時にご予約が入っております。
同時刻でも構いませんが重なる場合は時間をずらして頂く場合がございますのでご了承下さい。
 
 
 
 
ところで今週のペレットストーブの活用報告ですが、今週はダッチオーブンを使って手羽元を使ったサムゲタン風のスープを作りました。
コラーゲンたっぷりで乾燥したこの冬のお肌のうるおいUPに効果抜群でショウガを入れまくったので体の芯からポカポカしました。
 
 
家族で美味しく頂きました。妻からだいぶん料理がうまくなったと褒められました。
褒められると嬉しいもんですね。次の料理への意欲が湧いてきました。
 
 
次もコトコト煮込んだ料理にチャレンジしようと思います!!
 

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