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窓の断熱性は重要です。
2021-01-31
カテゴリ:現場,リフォーム,リノベーション,寒くない家,窓の事
今日は朝とても寒かったですね。
家から出ると車のフロントガラスは凍っていました。
窓の結露でお悩みの方は今日は窓が濡れていたと思いますがいかがでしょうか?
今朝は以前性能向上リノベーションをしたお家のメンテナンスにお伺いしました。
こちらのお家は1階は窓を全て樹脂サッシに変更し、2階は2重サッシを取付しました。
サーモカメラを持参していたのでメンテナンスの合間に撮影してみました。
窓際の熱の状況を可視化できるのでとても参考になると思います。
昔シュワちゃんが出ていたプレデターという映画のエイリアンの気持ちでご覧になってみて下さい。
1階は下の写真の様に大きな開口のあるLDKになります。
2階は全て2重サッシです。
まずはLDKの窓です。こちらはYKKさんのAPW330という樹脂サッシを取付しております。
この時期、アルミサッシの場合外気温と同じ温度ぐらいまで窓フレームの温度は下がります。
今日の室温が約20℃位で湿度40%なら露点温度は6.0℃です。窓フレームやガラスがこの温度以下になると結露します。
フレームの温度は約14℃でした。なので結露はしておりませんでした。
外気温は3℃位でしたのでアルミサッシだと結露でベチャベチャという環境です。
やはり樹脂サッシは断熱性が高く、窓ガラスもペアガラスで樹脂のスペーサーを採用しているので断熱性が向上しております。
続いて2階の2重サッシの部分です。こちらは単板ガラスのアルミサッシの内側に樹脂の2重サッシを取付しています。
ガラスは一般複層ガラスです。簡単に言うと普通のペアガラスです。
温度は10℃前後でした。こちらも露点温度を下回っていないので結露していませんでした。
ちなみに2階は無暖房状態でした。
2重サッシも断熱効果が確認できました。
この結果いかがでしょうか?
窓の断熱工事は予算の関係や工事範囲の関係で外窓を交換できる場合とできない場合があると思います。
なので2重サッシという選択肢が出てきますが、窓を交換したから、2重サッシを付けたからと言って単純にお部屋が暖かくなる訳ではありません。
暖房方式などを考慮したうえで、どの窓にどんな工事がコストパフォーマンスが良いか検討する事が大切だと思います。
ですが窓の断熱化は効果的なのは間違いありません。
寒い冬のお部屋の解決策として窓の断熱化の方法をご検討してみて下さい。