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スタッフのつぶやきブログ

スタッフブログ 旭ホームズつぶやきブログ

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電気代急上昇の衝撃

2023-01-19
カテゴリ:省エネ住宅
親戚宅の今月の電気代
今年4月から更に値上がりする電気代
Twitterなどで検索すると年末年始の電気代が激増という記事が沢山出ていました。


我が家も年末の自宅療養でエアコンを日中使ったのもあり、検針のメールが来るのをビクビクしています。


年末年始で電気の使用量が増えた事や燃料調達費の増加などが原因ですが、今後電気代は更に上昇していく予想です。


中国電力では今年の4月から経済産業省に電気料金の値上げを申請しています。


各地域の中で一番値上げ幅が大きいと言われる中国電力なので世帯に与えるインパクトも大きいと思います。


昨日のブログにも書きましたが、今後の電気代の上昇に対応する為にはまず、断熱や気密、パッシブ設計などの省エネ設計を徹底し、太陽光発電などの創エネ設備を利用してエネルギーを作り出し、自家消費できる様にしていく事が何よりも重要になります。


また既存住宅の場合も窓の断熱化などできる部分からでも少しづつ省エネ対策をしていく事が重要です。


また住宅のエネルギーの60%が給湯と暖房と言われています。古い電気給湯機をエコキュートに変えるだけでも給湯の電気コストが抑える事が可能です。


4月からの電気代は、私が家を建てた時の高いと言われていた昼間の電気代が深夜電力の料金で、現在の昼間の電気代は昨年の昼の電気代の約1.3倍程度になりそうです。


益々省エネが叫ばれる時代に突入しています。ランニングコストを抑えるための住宅の高性能化が今後より一層進んでいくと思われます。

家庭のCO2排出1/3に

2023-01-19
カテゴリ:リノベーション,新築,つぶやき,高気密・高断熱,ZEH,認定低炭素,省エネ住宅,長期優良住宅,長期優良リフォーム,性能向上リノベーション,断熱改修,寒くない家,断熱性能の事,ゼロエネルギー住宅
先日の新聞記事に家庭のCO2排出1/3に 環境省新生活モデル示すという記事がありました。


断熱改修や太陽光発電の設置などで家庭の二酸化炭素排出を1/3に削減する新しい生活モデルを上げていました。


この冬の電気代の上昇や光熱費の増加もあり、断熱性能や省エネルギーに関するニュースやテレビ番組などが増えています。


先日は広島では放送はありませんでしたがテレビ東京のガイアの夜明けで高断熱住宅の特集があり、NHKのクローズアップ現代でも寒い家についての特集がありました。


建物の高断熱化や太陽光発電の搭載は新築時は比較的コストがお求めやすくなりますが、断熱改修や既に建っている建物んへの太陽光発電の設置はコストが割高になる傾向があります。


既存の断熱化していない建物がほとんどという現状はありますが、この様に国からモデルを示すと今後の改修の時に一般の顧客にも分かりやすいと思いました。


私たちの会社でも新築時の太陽光発電の搭載率は年々上がっています。ウッドショックや資材高騰で予算が回らない場合はPPAと呼ばれる無料で搭載できる仕組みの利用も検討して頂いております。


今後も益々エネルギーの問題は世界を巻き込んで価格の上昇などが起きると思います。


少しでもエネルギーを使わない、そしてCO2の排出の少ないお家にしていく使命が私たちにあると感じる記事でした。

外壁の断熱改修方法

2023-01-18
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,つぶやき,名藤,性能向上リノベーション,断熱改修,寒くない家,断熱性能の事,中古住宅
五月が丘で断熱改修を行う性能向上リノベーションモデルですが、外壁の付加断熱を行って断熱性能を向上しようと思っています。


柱の間の充填断熱は高性能グラスウールを採用予定ですが、外張りする負荷断熱はEPSという断熱材を採用しようと考えています。


そのEPSという断熱材に直接塗り壁材を塗る改修方法を計画していますが、採用する材料はドイツで生産している建材になります。


モルタルの外壁をそのままで上から重ねて断熱をしようと考えていますが、結露計算など細かな仕様の確認が必要になってきます。


ですが、元の外壁を撤去せずに断熱改修できる事は廃棄物の削減やコストの削減が可能です。


ドイツなどでは既存の外壁の上からEPS断熱材を施工して塗り材で仕上げる改修方法は一般的な断熱改修になります。


先程も申し上げたとおり、気候の違いがあるので日本で採用する場合の注意点をしっかりと確認してから断熱性能を向上させていこうと思います。


性能向上リノベーションモデルハウスは現在補助金利用の関係で申請書類の作成に追われています。補助金事業の採択までは通っており、交付決定後に本格的な工事着工となります。


改修の模様も随時HPにアップしますのでもうしばらくお待ち下さい。

阪神淡路大震災から28年

2023-01-17
カテゴリ:つぶやき,耐震等級3
日経クロステックさんから引用
木構造さんから引用
28年前の今日1月17日に淡路大震災が起きました。


当時の地震後の映像は今でも目に焼き付いています。


地震に対する認識が変わる出来事ですが、その後の東日本大震災、熊本地震でも地震による建物の被害は起き、その後の耐震性の向上に対する議論になりました。


2025年に戸建て住宅の4号特例の廃止という法改正が昨年議論され、建築実務者の間でも建物の耐震性に対する認識が高くなった年だと思います。


その中で上記の写真の中にある耐震性への反対意見があるというのも現実です。


これは計算作業や申請作業の増加や、建物のコストアップなどを理由に嫌煙している実務者が多いというのが原因になっています。


顧客の命と資産を守る事が重要なのですが、効率化やコストダウンを優先した建物がいまだに建築されている現実を知る事も重要です。


私たちの会社では長期優良住宅の申請を行う事がほとんどなので構造の検討は毎回行っています。


許容応力度計算で耐震等級3を取得していますが一般的な確認申請よりも多少の時間は掛かりますがそこまで作業の時間は掛かっていません。


現在の戸建て住宅の建築はしっかりとした裏付けが必要な時代なので構造などは早い段階からお客様にお話しして耐震等級を取得して頂く事の大切さをお伝えしております。


耐震性能が当たり前になる様にこれからも一軒づつ丈夫で安全な建物を作り続けて、地震で倒壊する建物が無くなる様に努力して行きたいと思います。


冬のこの時期に吹き抜けの上下でどのくらい熱が移動するか?

2023-01-16
カテゴリ:現場,リフォーム,リノベーション,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,省エネ住宅,設計の事,吹抜け,寒くない家,断熱性能の事,パッシブ
先日の全館空調講座の中で吹き抜けの上下でどのくらい熱が移動するか?という計算がありました。


この吹き抜けの寒さや暑さに関するお悩みはHPの検索傾向でも良く検索されていてこちらの記事を良く読んで頂いています。


しっかりとした断熱性能があると問題は無いのですが、今回は実際の施工例で夏と冬の移動量を計算し、どの程度の熱が動くかを確認しました。


上下の熱の移動量は約0.05m/s~0.1m/sなので吹き抜け全体の大きさの半分が上に上がります。


その半分が上に上がったり、下に下がったりするので各階には打ち消すための熱源を検討する必要があります。


実際の施工例で計算を行うと夏で約2.5kwの涼しい熱が移動してくれることが分かりました。


1階全体の夏の熱負荷が2.5kw以内なので1階も涼しさを維持できる事が分かりました。


冬も約1.5kwの熱移動で2階が暖かくなるという計算結果が出て2階も暖かくなるという結果になりました。


吹き抜けは断熱性能の高いお家ですと上手に上下の熱移動を確保でき、少ない冷暖房機器の台数で全館空調できる可能性が広がります。


吹き抜けが無くても断熱性能をしっかりと確保できていればできる事が多いので、基本的にはしっかりと断熱性能を確保する事が最優先事項です。


細かな空調設計を行う事で予測が色々とできる様になるので細かな熱負荷を打ち消す工夫で上下階お家全体が暖かく、涼しいお家にする事ができる様になると思います。


今日が週初めです。今週もよろしくお願いします!

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