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第5回 再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース
2021-02-28
カテゴリ:つぶやき,高気密・高断熱,ZEH,認定低炭素,省エネ住宅,長期優良住宅,会社の事,設計の事,寒くない家,断熱性能の事,気密測定,全館冷暖房システム,床下エアコン,工務店
先日、LIVE配信で第5回再生可能エネルギー等の規制に関する規制等の総点検タスクフォースという配信がありました。
河野大臣や省エネに関する有識者や建材メーカー、国土交通省、経済産業省が集まり2050年のカーボンニュートラル社会を目指して再生可能エネルギーの導入や障壁となる規制の見直しなどを検討する為の話し合いが行われました。
東京大学の前先生は以前、私たちの会社も所属しているレモンの家の会でセミナーをして頂いた事があります。
工務店の省エネ建築の研究では最前線の研究をされている方です。
その中で工務店に関する話がありました。
現在の省エネ基準はそこまで高性能な断熱材や窓を使わなくても達成できる程度の基準が国の基準としてあります。
それは、住宅を供給している工務店の知識レベルや技術がピンキリなのでキリの方に合わせた基準になっているという事を指しています。
色々な考え方の住宅供給会社さんがある中で、省エネに関しては先日の気密性能の受け答えの様な考え方を持っているハウスメーカーさんがあるのも事実です。
それでも国の基準はクリアできているのでいいでしょという考え方になっている実務者も少なくありません。
そんな工務店の中での実務者の意識の違いを指摘されている事もありました。
自分たちがスーパー工務店とは思っていませんがいつも最新の技術や他社さんの見学、社内の勉強など色々な事を学んでやっと全国のトップランナー達に少しだけ近づいているかなというくらいです。それくらい全国に勉強しまくっている工務店がいます。
それは省エネだけでなく、耐震やメンテナンス、建物の劣化対策や維持管理、デザイン、木材活用、地域活動、経営、財務、社員教育など多岐に渡り、色々な経営課題をクリアして世の中から必要とされている会社になっている工務店がいるのです。
自分たちがキリの工務店にならない様に必死です。少しだけ努力している事が間違っていなかったのかなと感じた配信でした。
いつも勉強している実務者には心が熱くなる提言です。ぜひご覧になってみて下さい。