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屋根点検の注意喚起再び
2023-11-13
カテゴリ：広島，リフォーム，つぶやき，名藤，お客様のこと
先週末ですが、お客様からご連絡頂き近くで工事をされている塗装業者さんが屋根の釘が1本外れているから気を付けないと屋根瓦が外れますよと言われたんです。というお電話を頂きました。
この手のご相談は良く頂くのですが、本当に屋根に異常があるかもしれませんので早速長く伸びる棒と360度カメラのTHETAを持ってお客様宅へお伺いしました。
まず、どちらの現場の方が仰ったのかを確認し、実際に棒を伸ばして屋根を撮影しました。
私が見る限り屋根は正常で外れている釘を発見する事はできませんでした。
四方全ての屋根と下屋根を撮影しましたが外れている釘は無く、実際は防災瓦で釘でなくビス止めで納めており、かつビス面はケラバ部分の瓦しか確認できず、いったいどこを見て言われたのかが分かりませんでした。
また、ここから見たらと言われたお家は団地の下の敷地なので2階の屋根は上からは見る事はできません。また建物の距離もあるので5ｍ程度離れた屋根の釘1本が抜けているのを見つける事は至難の業です。
ここまでを整理すると先月書いたブログの記事を思い出しました。
屋根なのでお客様自身は見る事ができにくい場所なので上記の様な点検商法がおきてしまうと思います。
見えないからと言って、事実と違う事をお話されて顧客を不安にしている事は到底許される事ではありません。
お客様には写真を全て見て頂き、今後同じ方が来られたら調査しましたとお話下さいと言って帰りました。
この手の訪問販売は未だに後を絶ちませんが何か同じ様な事を業者さんに言われた場合は実際の写真をその業者さんに見せて頂く事と、第三者にもチェックして頂く事をお勧めします。
その後、午後からは築1年の方の点検に行き、同じ様に360度カメラを長い棒に付けて屋根の点検をしました。
カメラや長い棒の本当の使い方はこの様な前向きな点検のためだと思います。
皆様も点検を装った訪問販売には十分な確認をお願いいたします。
