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日本の学校は暑すぎる

2023-08-14
カテゴリ:つぶやき,名藤,断熱性能の事
先日、学校の最上階の教室や窓際では夏場にエアコンを入れても気温が35℃近くになる例が各地で見られ室内で生徒が熱中症になる事もあるという記事を読みました。


先日の断熱改修ワークショップも6階の事務所で東面に大きな窓がある状況でしたので夏の午前中は朝から暑い日差しが室内に入って来ている事が容易に分かりました。


写真には7月の埼玉県の事例が書かれていましたがエアコンから10℃の冷風を吹き出していても室内は35℃近い温度になっていたとの事でした。


学校などは室内の明るさを確保する事や、風を取り入れたりするために大きな窓が設置されている場合が多いと思います。ですが日射を遮蔽したりする窓の付属物は無く、夏場は午前中から太陽光が室内に入っている状況をよく見ます。


また最上階であれば屋上の部分は日中猛烈な日射が当たり、鉄筋コンクリートの屋根であれば長時間暖められ続ける事になります。


築年数の古い学校であれば断熱材を施工してい場合や断熱していても性能不足である事も多いと思います。窓もしかりです。


私たちがお届けしている個人住宅でも窓の性能+日射遮蔽、プラス屋根の断熱性能の向上は数年前から性能向上を取り組んでいる部分です。


窓はいくらトリプルガラスなどにしても外壁や屋根の断熱性能よりも低い断熱性です。なので夏であれば庇やシェード、ルーバーなどを活用して陽を入れない事が重要な設計になります。


また屋根も年々断熱材の厚みを増していますし、断熱材自体の性能を考慮して比重の大きい物や薄くても断熱性が高い物を組合わせたりして対策をしています。


学校など日中に滞在時間が長い場所でも断熱改修が進む様にしないと今後最上階の教室では夏に授業ができない様な時代が来るかもしれません。


個人の住宅も同様に夏の2階の危険性が今後増していくと思います。


地球の沸騰化が叫ばれている現代なのでまず住宅、非住宅問わず天井・屋根と窓の断熱性能向上は必須だと感じる記事でした。







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