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暖かい太陽光
2023-02-11
カテゴリ:広島,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,省エネ住宅,長期優良住宅,設計の事,寒くない家,断熱性能の事,窓の事
週末になり気温がグッと下がりましたね。
東日本では雪の予報も出ていましたが西日本の広島も昨日の朝方から気温がグッと下がりました。
北部では雪の場所もありました。
まだまだ冬真っただ中という感じです。
今日も窓の断熱化のご相談を頂きました。先進的窓リノベの補助事業のお問合せがとても増えました。
寒い時期と年末年始の電気代急増で開口部の断熱化のご要望も今後増えそうです。
窓は外部からの熱を遮る役割や室内の熱を逃がさないという役割どちらもあります。
断熱性が低い窓ですとどちらもうまくコントロールできませんが、高性能な窓であれば冬の暖かい日射を取り込み、夏の暑い日射を通さない(庇も含めて)事が可能です。
今の時期であれば冬の窓の日射熱取得に関しては陽がしっかりと入れば太陽光による暖房効果を期待できます。
冬場で真南面から入る日射熱は約900W/㎡程度です。これに窓ガラスの日射熱取得率と大きさ(㎡)を掛けると大体の日射熱の量が分かります。
ザックリ計算すると掃き出し窓であれば日射熱取得型の複層のガラスを使った場合、約50%太陽光を取得すると、900W/㎡✕0.5×3.3㎡=1485Wの熱量を取り入れる事が可能です。
1485Wというと小さなハロゲンヒーター位の熱量です。ハロゲンヒーターは熱量と同じくらいの電気代を消費するのですが、窓の日射取得はタダです。
冬場は積極的に窓からの太陽光を取り入れる事で室内の温度を暖めてくれる効果があるという事です。
但し昔の寒い家ではそうはいきません。前提としては高性能な窓である事や高断熱の建物であればその熱を留めておけるので室温を上げてくれる事ができます。
窓の断熱化はとても重要です。
今回の補助事業を活用して寒い部屋だけでも窓の断熱化を検討されてみてはいかがでしょうか?