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住宅高騰と性能向上リノベーション

2023-02-04
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,省エネ住宅,長期優良リフォーム,性能向上リノベーション,耐震改修,断熱改修,寒くない家,お客様のこと
神戸の垂水の家の見学に行った時のセミナーでも話題になりましたが、住宅価格の高騰についてのお話がありました。


大手ハウスメーカーの住宅の平均の請負契約の金額が4,100万円を超えたそうです。もちろん土地は別です。


昨年と比較しても一棟当たり300~500万円の価格上昇となり、新築の注文住宅の価格高騰が市場に与えている影響をお話していました。


注文住宅であれば価格が高騰をすると規模を小さくしたりする事で対応もできますが、住宅の取得者の方の意欲をそぐ部分もあるかと思います。


先日の日経新聞にはその様な記事もありました。


住宅を供給する立場なので夢を語り、その気になって頂く事も大切だと思いますが、私自身も子供3人を育てている父親なので住宅ローンや光熱費の観点をいつも忘れない様に顧客にご提案しています。


規模の縮小とコストダウンは痛みを伴う部分もありますが、設計から手仕事でお手伝いしている私たちの様な工務店は細かくプロダクトできるのでお客様が納得して頂ければコンパクトで高性能なお家をご提案する事も可能です。


もちろん高断熱高気密の住宅性能の濃さは小さくても大きくても変わりません。


お話の中では2025年の省エネ法の改正のお話もありました。


現行基準の断熱性、一次エネ性能では2025年になると建築基準法上は既存不適格物件となり、現行基準に該当しない古いお家と判断される可能性があります。


現時点でも該当している建物は1割程度なので残りの9割近くは建築基準法に適合しない建物になってしまいます。


今からコスト優先でそこそこの新築住宅を建築し、2025年に不適格物件になるのか、今から2025年の省エネ法改正に沿った基準プラスアルファの建物にしておくのかの分かれ道ですよとも言われていました。


コスト優先だからと建物性能を落としていると顧客にメリットを提供できない現実が近くまで来ている実感を改めて感じました。


私たちの会社でも新築住宅、性能向上リノベーション共に次世代の基準プラスアルファの性能を以前からご提案していますが、昨日のお話をお聞きして更に性能を上げていこうと思っています。


コストアップする部分もありますが、現在の経済状況だと住宅の光熱費などで10数年後には建築のイニシャルコストと住んでいくランニングコストの総額が安く建てた程々のお家と省エネ性能の高いお家との入れ替わる転換点がきます。


現在の市況と顧客の負担どちらも歩み寄って、良い建物を少なくても丁寧に作っていける工務店になっていきたいと改めて感じました。


旭ホームズは新築の注文住宅や中古住宅購入からの性能向上リノベーション共に不動産の購入からサポートをしています。


お家は一生の事業になります。


生涯コストを検討し、資産性も含めた家づくりを住宅購入・建築の初期段階から検討していく事が大切だといつも思っています。


旭ホームズ株式会社
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