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『住宅リストラ』待ったなし
2022-09-05
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,新築,耐震改修,断熱改修
9月4日の日経新聞の記事に、『1000万戸 家あまり時代へ 活用か解体か『住宅リストラ』待ったなし』という衝撃的な見出しがありました。
内容は一読して頂きたいのですが、2023年の世帯数をピークに減少に転じる中で住宅が余り続けるという記事でした。
その中で解体か活用かという選択肢を所有者は迫られるという内容です。
余る建物はどれも性能が現行の基準を満たさない建物が多く、それらの建物をどの様にしていくかというお話がありました。
私たちの会社でも7年ほど前から性能向上リノベーションを行っており、既存の建物を活かして耐震性や断熱性を向上させて、新築ではない建物価値の向上を行ってお客様の資産を守ってきました。
性能向上リノベーションが当たり前になるのはもっと先であと7~8年後の2030年前後かななんて思っていましたが、コロナで一気に短くなり、ウッドショックやインフレで直近の課題になりました。
家が余る時代の中で新築住宅を建てる場合は、省エネや耐震、維持管理や劣化対策など長寿命化が必須になっていきます。
また前述の通り、改修して住み継いでいく事も住宅取得の大きな選択肢の一つになりました。
インフラの老朽化問題などもあるので都市部以外の場所の建築には公共の給排水などの維持管理の事も気にする必要が出てきます。
益々、新築住宅が建ちにくい時代に突入していく事を予測している記事でした。その分、リフォーム・リノベはより活性化すると思います。
性能の低い注文住宅や建売はより厳しい時代に入りますね。
私たちの様な工務店は新築棟数が少なくてもメンテナンスやリフォーム・リノベーションで運営していける強みがあると思います。
新築一辺倒の家づくりでない技術を活かした手仕事が今後必要に益々なっていくなと感じています。