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住宅性能の関する記事
2021-12-06
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,ZEH,認定低炭素,省エネ住宅,長期優良住宅,断熱性能の事,気密測定,お客様のこと
昨日のブログで書いたこどもみらい住宅支援事業でも書かれていましたが、補助事業の対象は省エネルギーな建物の新築、リフォームでしか補助事業は利用できません。
また、地域型住宅グリーン化事業やグリーン住宅ポイントなども基本的には断熱性能の向上や省エネは必須になっています。
省エネルギーな建物しか、メリットを得にくい時代になりましたがでは実際どの程度の性能が必要なのかという疑問がお施主様にはあると思います。
断熱は入れるに越した事はないのですが、コストや納まりなど色々な条件もあります。
コストバランスを取りながら建築する部分も実務者側には必要になってくると思いますが、入れれば良いと言うものでは無いのが断熱でもあります。
添付の記事は住宅あんしん保証さんの記事ですが、断熱の必要グレードはどのくらいか?という質問に実務者が答えたアンケート結果です。
総数が少ないので何とも言えませんが、HEAT20のG2クラスで作っている会社が半分程度で、基準もその位の基準まで適合義務化にしては?という意見が多い事が分かりました。
瀬戸内地域では充填断熱とトリプルサッシで対応できるギリギリのラインだと思います。
但し、普通のGW断熱材では難しいので高性能品にされるか、ボード系の断熱材を厚くしていく事で対応していく様になると思います。
また屋根の断熱を厚くしておきたいとも思いました。
現在、私たちの会社でもトリプルガラスの樹脂サッシは増えており、屋根の断熱の仕様も変えていこうとしています。
今度5地域で建築する物件は付加断熱でないと対応できないので付加断熱での施工になります。
また断熱材の施工と気密はセットなので記事では気密性能重要性も書かれています。
補助や適合義務は年を追う毎に勉強不足な業者を追い込んでいく様な流れになっています。
時代が求める性能は省エネ、省CO2、持続可能性など環境性能が必須となっています。
時代の求める家づくりを勉強しつつ、お施主様が利用できる制度を狭めない為にも今後も色々な情報収集と勉強を続けていきたいです。