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2階が涼しく、快適な湿度だった理由とは?

2021-09-07
カテゴリ:現場,新築,高気密・高断熱,長期優良住宅,設計の事,断熱性能の事,窓の事,パッシブ,床下エアコン
先日お引き渡しした五日市のお家に久しぶりにご訪問しました。


お待たせしていた輸入タイルがようやく納品され、玄関ポーチのタイルの仕上げ工事をようやく行う事ができました。


大盤のタイルを張りましたがとても質感があり、カッコいい玄関になりました。


お伺いした時にこの夏の室温の状況をお聞きしました。1階は基礎断熱のためか、基礎からの水分の影響を受けてなかなか湿度が下がらない状況になっていました。


先日の湿気対策セミナーで勉強した事を生かすべく、湿度を下げつつ冷房温度はそのままにする方法をお話させて頂きました。


夏の湿度は本当にコントロールが難しいです。


逆に2階は湿度が低く、冷房温度はそこまで下げなくても心地よい室内環境でした。この違いは何か???


ひとつは基礎からの湿気の問題もあると思いますが、2階は比較的空気が暖まる様なシチュエーションでもあるのでエアコンで言うところの再熱除湿の効果があるのではと感じました。


ここは具体的なデータを取っていきたいところですが、まだ住み始めて間もないので今後データを取っていきたいと思います。


こちらのお家は南面の窓は大きく、サンルームもあり、空気を暖める事ができる環境になっています。


一度暖めて湿度を下げてから冷房をかける様な間取りになっています。


エアコンの除湿運転はまさにこのような相反する運転を機械の中で行っています。


ただ電気代が掛かるので夏場にはご提案しにくい運転モードですが、最近のエアコンは低出力ではほとんど冷房が働かないのでエアコン内部で冷房除湿が効かない状況になっています。


出力を下げ過ぎずに、湿度を下げる工夫が現代の高気密高断熱住宅では必要になってきています。


こちらのお家はその点では窓際でこのドライ運転の様な状況が作れているのかもしれません。


ちゃんと裏付けが取れる様に色々なデータや計算を今後してみようと思います。
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