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吹き抜けから2階のエアコンの冷気は下りてくるのか？
2021-08-15
カテゴリ：広島，新築，名藤，高気密・高断熱，認定低炭素，省エネ住宅，サンルーム，断熱性能の事，パッシブ
昨日、東区で以前建築したお家の施工例をアップしました。
こちらのお家は夏場に2階のエアコンから吹き抜けを通して冷気を1階に送り届ける工夫をしています。
昨年ですが、お引き渡し前の内覧会の時に実際に2階のエアコンを冷房運転してどのくらいエアコンの冷気が1階に下りてくるか確認しました。
またサーモカメラで実際にどの様な感じで冷気が下りているのか可視化してみましたのでそちらの写真をアップしたいと思います。
実際の1階の間取りはこの様な間取りです。
この様にダイニングの上に吹き抜けがありますが、そこにはFRPグレーチング敷いて床として活用できる工夫をしています。
これは冷房は上から冷やし、暖房は下から暖めつつ、床としての機能を活用して上部に洗濯干し場を作る為に考えたアイデアです。
なので2階は下記の様にFRPグレーチングの仕上げになっています。
この様な間取りにしたうえで、どのくらい冷気が1階まで下りているかサーモカメラでチェックした画像がこちらです。
サーモカメラの画像を見るとFRPグレーチングの部分から冷気が1階に下りている事が確認できました。
実際に2階のエアコンの運転で1階まで室内が涼しくなっていました。
しっかりと冷暖房計画をした上でエアコンの配置や吹き抜けの計画をしているので、その効果通りではありますがやはりちゃんと空気の流れがコントロールできているかはいつも気になる事です。
こちらのお家は2階のエアコン設置部分に工夫をしています。
エアコンの稼働率が上がる様にしながら湿度を下げる工夫をしています。
その秘密は施工例からご確認下さい。
