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能美島で織られている紙布クロス
2021-02-18
カテゴリ:旭ホームズ,内装のこと,Youtube
100年以上も前から使われている日本の伝統的な織物です。昔は和服の材料に使われていたり、パナマ帽という帽子の材料としても使われていました。
昔は建物の壁紙や飾りとして良く使われていましたが、高度経済成長の時代は大量生産のビニールクロスに押されて斜陽産業となっていました。
しかし数年前から自然素材として見直され、また破棄する時に環境に悪影響を与えない建材として少しづつ復活していました。
そして現在ですが、海外を中心に日本の伝統的な自然素材として人気の壁紙となり、国内の建築現場でも使われるようになっています。
時代はまだビニールクロス全盛ですが、製造から廃棄までのCO2をゼロにするLCCM住宅の考え方や地産地消の意味から最近は見直されています。
紙布は調湿性があり、耐久性も高い素材です。夏の不必要な湿気を抑え、冬の加湿で余った湿気も調湿してくれます。
私たちの会社ではトイレや洗面脱衣室などの水まわり以外は収納の中も含めてほぼ全室採用して頂く事が多いです。
会社内に在庫もあるので急なメンテナンスにも対応可能です。
そんな紙布クロスですが、今から10年以上前から私たちの会社ではお勧めしておりました。
そんな10数年前のTV映像を見つけました。当時インテリアコーディネーターだった末岡は現在社長です。
時代を感じます。
懐かしく感じる方もいらっしゃると思いますのでご覧になってみて下さい。