1級建築士を目指す!女性建築士の軽トラ日記
新人女性建築士のブログ
「家と健康は紙一重!」岩前先生のセミナーに参加しました。
2022-03-31
カテゴリ:寒くない家,断熱性能の事,パッシブ,勉強会,西谷
先日、岩前先生のセミナーに参加させていただきました
岩前先生は、近畿大学の教授で、健康で地球にやさしい家づくりについて研究をされている方です。
度々ニュース番組にもご出演されている有名なお方です!
そんな岩前先生のセミナーがZoomで開催され、とてもためになる話が沢山あったので、ここでちょこっと共有したいと思います!
セミナーのテーマは、「永く住み続けることができる、住まいの温熱環境の在り方とものさし」でした!
岩前先生は、近畿大学の教授で、健康で地球にやさしい家づくりについて研究をされている方です。
度々ニュース番組にもご出演されている有名なお方です!
そんな岩前先生のセミナーがZoomで開催され、とてもためになる話が沢山あったので、ここでちょこっと共有したいと思います!
セミナーのテーマは、「永く住み続けることができる、住まいの温熱環境の在り方とものさし」でした!
セミナー中の走り書きメモなので、字が汚いことはご了承ください
【地球の温度の話】
まず、2100年には広島は夏の最高気温が42.3℃になる予想だそうです...
Google天気で調べると、広島の過去の最高気温ランキング1位は38.7℃です。
ここからあと約80年で、気温が3.5℃も上がってしまいます...!!
このままだといつか地球全体がアマゾンと砂漠になってしまいそうな勢いですね
【人の寿命について】
そして、人間の寿命のお話もありました。
人間の寿命はどんどん伸びていき、いずれは人生120年時代になります!
ということは、生きている人間の平均年齢が高くなるので、
その人たちで経済を回さないといけない=年齢が上がっても健康で元気な必要があります!!
人間も地球も健康でいなければなりません!!!
【家の温熱環境が健康に関係する!】
さらに、「温度=健康性」というお話がありました。
喘息や手足の冷え、アレルギー等の症状がある人が、断熱性の高い家に住むだけでそれらの症状が出なくなり、
さらに厚さ50mmの断熱材を使った家より、200mmの断熱材を使った家に住んでいる人の方が症状の出なくなった人の数が増えたそうです!!
今、国の推奨ではH28年省エネ基準というものがありますが、これでは不十分で、
その先のグレードのG1,G2,さらにその先のG3を目指していく必要があるというお話でした!
(ちなみに欧米では、G2グレードが当たり前のようです!)
より断熱性能の高い家に住むことで、より人の健康状態は良くなります!!◎
【まとめ】
これからの家づくりは、「いかに人の健康性を上げて、いかに地球の使うエネルギーを減らすか」を考えることが、人と地球を守ることに繋がります!
家の温度は健康に影響します!人にも地球にも優しい家づくりを行う大切さを学ばせていただきました。