本文へ移動

スタッフのつぶやきブログ

スタッフブログ 旭ホームズつぶやきブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

Switchbot設置

2023-01-13
カテゴリ:現場,リフォーム,リノベーション,つぶやき,名藤,性能向上リノベーション,耐震改修,断熱改修,寒くない家,断熱性能の事
五月が丘のリノベーションモデルハウスにSwitchbotの温湿度計を設置しました。


改修前の冬のデータを取る目的ですが、リビングと寝室になるお部屋に設置しています。


今回リノベーションを行うお家は築40年近い旧世代の断熱性能のお家ですが、改修前と改修後で自然室温でどの位変わるか、また暖冷房を入れてどの位変わるかを確認しようと思っています。


私たちお客様でお家に住まわれている方は温湿度計を置いて頂ける方が多いのですが、室温や湿度のデータを取ると室温の設定や湿度の取り方(室内干しやお風呂のお湯の利用)などを色々と検討できて便利な場合があります。


モデルハウスも『改修したら暖かいですよ!』という訴求だけではなく、改修後の住まい方をご提案できる様に今のうちから検討しておこうという狙いがあります。


高断熱のお家ではお家は暖かいけど湿度が低いというご意見や、中間期のオーバーヒートなどのご相談を頂きます。


先日の全館空調講座も非定常な気象条件の中で色々な予測を立てて事前に対策ができる限りできる様にする事を目的としています。


今後も室温データを取りながらお家の住まい方をお客様にご提案できる様に勉強したいと思います。

住宅ローン金利動向

2023-01-12
カテゴリ:リノベーション,新築,つぶやき,性能向上リノベーション,お客様のこと,工務店


現在、変動型の住宅ローンは都銀を中心に変化なしもしくは少し低下している状況です。


変動型の金利は短期プライムレートと呼ばれる1年未満の政策金利に連動すると言われています。


なので現在のマイナス金利の間は上昇しないと言われています。


一方で固定型の金利は原則長期金利と連動すると言われているので現在の世界的なインフレの状況で日本の長期金利も上昇基調にあり、長期固定型のローンも昨年から上昇しています。


現在の金利差はこの採用金利の差が要因と言われていますが、加えて各金融機関の住宅ローンの獲得競争の激化も変動金利を押し下げる要因になっています。


どちらの住宅ローンが良いかは人それぞれなので何とも言えないのですが、固定の場合は金利の比較が重要ですし、変動の場合は金利が上がった時の対応も検討が必要です。


またインフレの影響で不動産価格が上昇しており、人気のエリアはなかなか物件が出てこない上に価格も高いという状況が2023年も続くと思われます。


土地の取得価格が上がれば建築の費用は圧縮されてしまいますので新築の注文住宅を建築するビルダーは競争激化が考えられます。


そうなると建築業者は不動産を扱うビルダーになったり、リノベーションが得意なビルダーになるという選択肢が出てくると感じています。


お客様は新築、リノベ問わず将来設計に合った選択肢をご提案できるビルダーとの関係性が重要になると思います。


2023年も不動産取得と住宅ローンのどちらもしっかりとした計画と準備が必要になりそうです。


しっかりと時間を掛けた計画とお金の部分の事前のご相談を検討しましょう。

無事に全館空調講座修了しました

2023-01-11
カテゴリ:広島,リフォーム,リノベーション,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,省エネ住宅,寒くない家,断熱性能の事,窓の事,パッシブ,お客様のこと
先日のブログでも書きましたが全10回のミライの住宅さんの全館空調講座が昨日最終講でした。



参加者の方は自社の建築実例を元に実際に細かな負荷計算や冷暖房の選定、使い方などお家一軒まるごとシミュレーションを行いお客様が住まわれた後の室温や湿度の予測をお伝えするというプレゼンを行いました。



私は昨年お引き渡しさせて頂いた西区のお施主様宅を再度計算し直して、実際の室温状況や湿度を元に計算結果との確認を行わせて頂きました。



様々な気象条件で家全体やお部屋ごとなど細かく計算してプレゼンを作らせて頂きましたが、手間を掛けたおかげで最優秀賞を頂きました!



とても嬉しいです!



受賞のポイントはやはり細かな計算とシミュレートだとミライの住宅の森さん、林さんから教えて頂きました。



約半年間月1~2回のペースで実際の建築物件を計測しながら勉強を行いましたが大変勉強になりました。



私も一回も休む事無く、リアルで参加させて頂きました。



一緒に勉強させて頂いた設計事務所さん、工務店さんにも色々と分からない事を教えあって頂き感謝しかありません。また全国に同じ学びをした仲間が増えた事もとても嬉しいです。



最後にミライの住宅の森さん、林さんにも感謝しかありません。遥々広島までお越し頂き、また各会場県内全域で行いましたが移動など大変だったと思いますが、いつも元気に分かりやすく教えて頂き勉強になりました。



今までで一番分かりやすい講座だったと思います。森さん、林さんありがとうございました!



今後も学んだ事を新築住宅、リフォーム工事に活かしてお客様に省エネで快適なお家を事前に予測してご提案していきたいと思います。

新成人の方おめでとうございます

2023-01-10
カテゴリ:つぶやき
昨日はお子様やお孫さんが成人式というお客様の投稿がSNSで目立っていました。


昨年法改正で成人年齢が変わりましたが、今年20歳になる方の人口は117万人いらっしゃるとの事です。


前年に比べると20歳で比較すると6万人減で、過去最少だった2014年、2016年の121万人と比較しても4万人減と人口減少の影響が出ていました。


人口と建築着工はリンクしているので成人人口の減少と共に新築市場も減少するのは間違いないと言われています。


新建ハウジングの2023年住宅産業大予想2023年にも今後の住宅着工の減少と働き手の減少について書かれていました。


年間の住宅着工が現在の87万戸前後から2030年には70万戸(持ち家は28~25万戸)、2040年には49万戸に減少するという予測が出ています。


住宅市場の減少は免れませんが、今後は量から質へのシフト、ストックビジネスへのシフトが加速するとも言われています。


工事の質やコンパクト化、高性能化は地場工務店でできるメリットがあると思います。絶対量が少ないと人員が多い会社は固定費がまかなえなくなり、事業縮小になると思われます。


少数で多機能な工務店になる事で少ない人数でストック住宅のメンテナンスなども含めた展開は地場工務店の方が細かなニーズに対応できる時代になると予測しています。


しかし問題は働き手と職人さんの問題です。建築業界の働き手と職人さんの減少も人口減少に連動しています。職人さんの減少はもっと激しいかもしれません。



工事の担い手の確保は今後の大きな課題になると思われます。また私たちの様な地場工務店は若手の育成と共に、年齢と経験を重ねた実務者の学び直し(リスキリング)が大切だとも書かれていました。また今までの経験やスキルの中で不必要になったものを捨てるアンラーニングも大切だと言われています。アンラーニングで時代に合わない不要なスキル、技術を捨て、リスキリングで学び直す事がこれからは重要です。



私も今年は2つほど資格取得を目指します。どちらも建築とは間接的に結びつく資格ですが、建物とは直接結びつきません。建物の勉強はいつになっても学び続ける必要があるので建築の仕事を止めるまで永久継続です。


人口減少、着工減少、担い手不足を嘆くのではなく、今できる事を精一杯努力して建築業界が少しでも良い方向に向く様に頑張って行きたいと思います。


今年成人した未来のある若い建築の担い手と一緒に仕事ができる日を楽しみに頑張って仕事したいと思います。

明日は全館空調講座最終講

2023-01-09
カテゴリ:広島,リフォーム,リノベーション,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,省エネ住宅,設計の事,寒くない家,断熱性能の事,床下エアコン,お客様のこと,ゼロエネルギー住宅
昨年から受講しているミライの住宅さんの全館空調講座が明日の各社の発表で最終講となります。


午前中から各社が発表する物件を持ち寄って住宅の負荷計算や暖冷房計画、空調計画を講師である森さん、林さんをお施主様と仮定して発表を行います。


私たちの会社も実際の物件を利用しながら空調計画を改めて各部屋の負荷計算を行いながら資料を作らせて頂きました。


今までもお家全体の負荷計算を行い、冷暖房機器の選定をしていましたが今回は各部屋ごとという細かな計算やドアを開けた場合や閉めた場合、吹き抜けのある無しなどの場合の熱の移動する量を計算し確認してきました。


毎回頭がグルグル回る様な講義ばかりでしたが、計算ツールを使いながらご提案の更なる強化になりそうです。


そんな中で参考になった計算が先程書きましたドアを開けた場合と締めた場合の熱の移動の計算と吹き抜けの熱の移動する量です。


縦方向の熱移動と横方向の熱移動では空気の動くスピードが変わります。空気のスピードが変わるという事は移動する熱の量も変わってきます。


年末に小さなスチームの出る美顔器を常に携帯しスチームを出しながら空気の動きを確認していました。


感覚的に分かる方もいらっしゃると思いますが、いくら高気密高断熱のお家でもドアを開けて冷気、暖気を隣のお部屋に移動させようとしてもすぐには熱は移動しません。


非暖房室と暖房室では温度の違いからドアを通して上下で熱交換をしています。この上下の熱量の求め方を計算で確認したり、吹き抜けの大きさでどの位熱の移動量が変わるのかを計算、検討しました。


これは、全館空調を行う時に機械などを使わずにお子様が学校に行っている時はドアを開けて下さいねとお伝えした時に子供部屋に熱が足りているのかという計算や、吹き抜けがあると寒いですよね?という方に実際の熱の移動量と建物性能、吹き抜けの上下階の暖房負荷を計算する事で寒くなりがちなのか、そうでないのかを建築前にある程度見立てができるという事になります。吹き抜けはある程度の住宅の断熱性能があると上下階の温度差は少ないのですが、大きさの観点を入れて熱量を確認すると上下階の熱の違いを知る事ができました。


今までも家全体での熱負荷計算で確認をしていましたが、今回の講座でより細かな点がチェックできる様になりより一層暖かく、涼しいお家を作る事が出来そうです。


また計算だけでは分からないお家の温度の変化もあります。実測やお施主様からのご感想をご確認しながら計算と計測、体感を通じて今後も住宅性能をより一層数値化できる様に努力していこうと思います。

Facebookページもご覧下さい!

 
 
旭ホームズ株式会社
〒731-5101
広島県広島市佐伯区
五月が丘2-8-26

フリーダイアル
0120-50-4649
TEL.082-941-1211
FAX.082-941-1331

広島で 新築・リフォームをするなら旭ホームズへ
TOPへ戻る