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スタッフのつぶやきブログ

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外壁の断熱改修方法

2023-01-18
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,つぶやき,名藤,性能向上リノベーション,断熱改修,寒くない家,断熱性能の事,中古住宅
五月が丘で断熱改修を行う性能向上リノベーションモデルですが、外壁の付加断熱を行って断熱性能を向上しようと思っています。


柱の間の充填断熱は高性能グラスウールを採用予定ですが、外張りする負荷断熱はEPSという断熱材を採用しようと考えています。


そのEPSという断熱材に直接塗り壁材を塗る改修方法を計画していますが、採用する材料はドイツで生産している建材になります。


モルタルの外壁をそのままで上から重ねて断熱をしようと考えていますが、結露計算など細かな仕様の確認が必要になってきます。


ですが、元の外壁を撤去せずに断熱改修できる事は廃棄物の削減やコストの削減が可能です。


ドイツなどでは既存の外壁の上からEPS断熱材を施工して塗り材で仕上げる改修方法は一般的な断熱改修になります。


先程も申し上げたとおり、気候の違いがあるので日本で採用する場合の注意点をしっかりと確認してから断熱性能を向上させていこうと思います。


性能向上リノベーションモデルハウスは現在補助金利用の関係で申請書類の作成に追われています。補助金事業の採択までは通っており、交付決定後に本格的な工事着工となります。


改修の模様も随時HPにアップしますのでもうしばらくお待ち下さい。

阪神淡路大震災から28年

2023-01-17
カテゴリ:つぶやき,耐震等級3
日経クロステックさんから引用
木構造さんから引用
28年前の今日1月17日に淡路大震災が起きました。


当時の地震後の映像は今でも目に焼き付いています。


地震に対する認識が変わる出来事ですが、その後の東日本大震災、熊本地震でも地震による建物の被害は起き、その後の耐震性の向上に対する議論になりました。


2025年に戸建て住宅の4号特例の廃止という法改正が昨年議論され、建築実務者の間でも建物の耐震性に対する認識が高くなった年だと思います。


その中で上記の写真の中にある耐震性への反対意見があるというのも現実です。


これは計算作業や申請作業の増加や、建物のコストアップなどを理由に嫌煙している実務者が多いというのが原因になっています。


顧客の命と資産を守る事が重要なのですが、効率化やコストダウンを優先した建物がいまだに建築されている現実を知る事も重要です。


私たちの会社では長期優良住宅の申請を行う事がほとんどなので構造の検討は毎回行っています。


許容応力度計算で耐震等級3を取得していますが一般的な確認申請よりも多少の時間は掛かりますがそこまで作業の時間は掛かっていません。


現在の戸建て住宅の建築はしっかりとした裏付けが必要な時代なので構造などは早い段階からお客様にお話しして耐震等級を取得して頂く事の大切さをお伝えしております。


耐震性能が当たり前になる様にこれからも一軒づつ丈夫で安全な建物を作り続けて、地震で倒壊する建物が無くなる様に努力して行きたいと思います。


冬のこの時期に吹き抜けの上下でどのくらい熱が移動するか?

2023-01-16
カテゴリ:現場,リフォーム,リノベーション,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,省エネ住宅,設計の事,吹抜け,寒くない家,断熱性能の事,パッシブ
先日の全館空調講座の中で吹き抜けの上下でどのくらい熱が移動するか?という計算がありました。


この吹き抜けの寒さや暑さに関するお悩みはHPの検索傾向でも良く検索されていてこちらの記事を良く読んで頂いています。


しっかりとした断熱性能があると問題は無いのですが、今回は実際の施工例で夏と冬の移動量を計算し、どの程度の熱が動くかを確認しました。


上下の熱の移動量は約0.05m/s~0.1m/sなので吹き抜け全体の大きさの半分が上に上がります。


その半分が上に上がったり、下に下がったりするので各階には打ち消すための熱源を検討する必要があります。


実際の施工例で計算を行うと夏で約2.5kwの涼しい熱が移動してくれることが分かりました。


1階全体の夏の熱負荷が2.5kw以内なので1階も涼しさを維持できる事が分かりました。


冬も約1.5kwの熱移動で2階が暖かくなるという計算結果が出て2階も暖かくなるという結果になりました。


吹き抜けは断熱性能の高いお家ですと上手に上下の熱移動を確保でき、少ない冷暖房機器の台数で全館空調できる可能性が広がります。


吹き抜けが無くても断熱性能をしっかりと確保できていればできる事が多いので、基本的にはしっかりと断熱性能を確保する事が最優先事項です。


細かな空調設計を行う事で予測が色々とできる様になるので細かな熱負荷を打ち消す工夫で上下階お家全体が暖かく、涼しいお家にする事ができる様になると思います。


今日が週初めです。今週もよろしくお願いします!

室温データ取得中

2023-01-15
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,長期優良リフォーム,性能向上リノベーション,耐震改修,断熱改修,寒くない家,中古住宅,安全持続性能


丸一日くらいなので傾向は分からないのですが無暖房で内部発熱の無い空間の室温を測ると何か分かる事もあるかなと思いデータを取得しました。


やはり朝晩の室温の低下は激しいお家になります。


断熱が旧世代のですから当然ですが、夜間の暖房をしなかったり、断熱が弱いと室温は一気に低下してしまいます。


朝の室温低下はトイレでのヒートショックの原因になったり、お子様だと遅刻の原因になるとも言われています。


この朝晩の室温を下げない工夫がとても大切だと思います。


改修前と改修後でどの様な変化があるか楽しみですが、もうしばらくデータを取得して傾向を確認しようと思います。




まだまだ知識が根付いていないので復習をして知識を自分のものにしようと思います。


会社の皆さん、ありがとうございました!!

建築知識ビルダーズ 高性能賃貸住宅成功の法則

2023-01-14
カテゴリ:つぶやき,名藤,高気密・高断熱,ZEH,省エネ住宅,寒くない家,不動産,お客様のこと
昨年末に出た建築知識ビルダーズは初めての省エネ基準6というタイトルで断熱性能の細かな仕様のディティールなどが掲載され実務者にはありがたい分かりやすい特集でした。


また、復活したエコハウス大賞のグランプリ物件の細かな仕様やディティール、性能のデータも公開されていて充実の一冊になっていました。


私が注目したのは表紙の左下にある高性能賃貸住宅成功の法則という特集です。


私たちも以前からOBのお客様の土地などの活用に木造賃貸住宅をご提案しておりましたが、建物仕様としては注文住宅同様に性能UPした高性能木造賃貸住宅をご提案しております。


建築後の住まい手さんの満足度も高く、空室のロスも少なくオーナーさんのご満足も頂いております。


記事の中には賃貸に住む住まい手の不満足として上げられる、『夏暑く冬寒い』『結露が酷い』『室内にカビが発生する』などの建物の温熱性能の関りやすい問題が解決され、満足度が良くなるという結果も書いてありました。


また、単身者ではない家族タイプの間取りの例が多く居住年数も長く、入居中にお子様が生まれるてそのまま住まわれる例も書かれていました。


私たちの高性能木造賃貸住宅も若いご夫婦をターゲットにした間取りやデザインにしていますが、先日お伺いした高性能アパートも若いご夫婦とお子様が長く住んで頂いています。


良い事ばかりではなく、事業としての利回りもあるのでしっかりと検討が必要ですが、利回りだけに囚われると住む方のベネフィットが小さくなり近隣の他の物件と比較される事になります。


『暖かく、涼しくて、電気代も安く、快適な賃貸でカビも結露もしにくいですよ』という建物性能の根本の様な部分を強化した事で得られる住まい手のベネフィットがオーナーさんへのベネフィットにもつながります。


注文住宅もリノベも賃貸も建物性能という根本的な部分に投資する事でその後のメリットが大きく変わります。


ご興味のある方は一度お問合せ下さい。



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