旭ホームズ社長の手紙

拝啓

今月は3棟の家の棟上げをしました。
その中のS様（安佐南区）は契約から棟上げまでに
２年間かかりました。S様敷地内に農業用水路が
入っており、建築の許可が下りなかったのです。

10月18日は雨で１日順延になりましたが、棟を上げました。
そのS様は我社インターネット受注第１号のお客様です。
ありがたいご縁のお客様ゆえ、2年前の契約書のまま
工事を進めています。
暖っかい、心のこもった家を少しでも早く造りお渡ししたい
と思っています。


~　240回　~



1992年5月3日、ゴールデンウィークの祝日
私は大阪に行くため、新幹線に乗っていました。
日本創造教育研究所のセミナーSA基礎コースを
受講する為です。


当時、私は46歳でした。創業して8年で、経営者
として、まだまだ未熟な時でした。人・物・金と経営
していく上で、いつも悩みは消えません。
取り分け人の問題では苦労の連続でした。

そんな時、知人の社長がセミナーの受講を勧めて
くれたのです。大阪は遠いし、お金も時間もかかり
ますが、思い切って受講しました。

5月〜10月までの約6か月間セミナーの受講を続け
ました。SC変革コース、LTリーダーシップコースと
次々受講をし、10月末で卒業しました。

受講して、自分自身の勉強不足・経営者としての
能力不足、、人間としての未熟さ・…等々たくさんの
ことを学びました。

受講後、会社を経営する方向性や考え方を社員さんに
明確に伝えるために、毎月手紙を書くことを決め
社員さんの給料袋に入れました。


以来、今月が240回目、すなわち20年が経過したことに
なります。継続は力なりと言いますが、この手紙を
書き続けたことが社内でのコミュニケーションが良くなり
価値観の共有も出来たと思います。


経営者である限り、いつも前進・変革・成長するため
学び続けなければなりません。
現在も日本創造教育研究所の経営研究会広島西で
経営を学び続けています。


敬具


平成24年10月31日



旭ホームズ株式会社　　
社長　桝　卓雄