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スタッフのつぶやきブログ

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窓の断熱化のお問合せが増えています

2023-02-08
カテゴリ:広島,リフォーム,リノベーション,つぶやき,名藤,性能向上リノベーション,断熱改修,窓の事,中古住宅
先進的窓リノベの補助事業の発表以降、窓の断熱化のお問合せが増えています。


今日も2重サッシのお問合せを頂き採寸を行いました。


省エネにつながる窓の断熱化ですが今回の大きな補助金は世界的な燃料高やCO2削減など色々な事情が関り過去に例を見ない補助率になっています。


今後も燃料高に伴う、電気代の上昇が見込まれます。


住宅の省エネルギーはこれからの時代において必須の対応になると思います。


今回の様な補助事業を上手に使って電気代上昇に対応し、今後の脱炭素社会への構造転換を図って行きましょう。



今日はエアコンの能力測定

2023-02-06
カテゴリ:広島,現場,新築,つぶやき,高気密・高断熱,省エネ住宅,長期優良住宅,寒くない家,断熱性能の事,全館冷暖房システム,お客様のこと
本日は佐伯区で昨年お引き渡しさせて頂いたお家に半年点検でお伺いさせて頂きました。


床下の確認やクロスのチェックなどをさせて頂き、先日の寒波の時の状況をお聞きしました。


そして年末年始の電気代についてもお聞きしましたが、少し光熱費が割高かなと思いましたのでお家の中を色々とチェックさせて頂きました。


何点か気になる点がある中で、ひとつ暖房に使用しているエアコンの上部にあるホコリが付かない様にするために設置しているフィルターが気になりました。


せっかくなのでフィルターの有る無しでどれくらい風速とエネルギーが変わるか見てみようと思い、測定機材をカバンから出して測定を行いました。


フィルターありですと風速は大体2.0~2.2m/sでした。出てくる風の温度は風速が低い分、暖かい温度が出ている印象でした。消費電力は約410Wでした。


フィルターを無しにすると風速は3.8~4.2m/s位まで上がりました。それに伴い、吹き出し口の温度は下がっていました。消費電力は392Wになっていました。


フィルター無しの方が消費電力が少し減るという状況でした。


続いて出てきたデータを元に暖房能力を求めて出てきた数字を商品電力で割ってCOPを出してみました。


フィルター有りのエアコンのCOPは約3.4で、無しの場合は5.3という数値になりました。ちなみにCOPという数値は消費電力1KWあたりの暖房能力になります。


フィルター有りは1KWあたり3.4倍、無しは5.3倍とフィルター無しの方が効率の良い暖房をしている事になりました。


なのでお施主様にはフィルターを取って頂き、プラス冬の湿度の上手な上げ方もお伝えしました。


この様に数値化すると普段の暮らしの電気の使い方などを知る事ができます。


電気代が大きく掛かる時代なので効率的な暖房器具の運転ができる様にこれからも一軒一軒丁寧にご説明を差し上げたいと思っていたます。



北広島町の平屋の高断熱高気密住宅にお伺いしました

2023-02-06
カテゴリ:広島,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,ZEH,省エネ住宅,長期優良住宅,寒くない家,断熱性能の事,パッシブ,気密測定,全館冷暖房システム,ゼロエネルギー住宅
昨年お引き渡しさせて頂きました北広島町の平屋のお家にご訪問させて頂き、冬の室温のデータを取らせて頂きました。


北広島町は省エネの地域区分で言うとⅤ地域という事もあり、断熱性能はUa0.38で負荷断熱を採用したお家になります。


お伺いした日は先日の寒波の後という事もあり、お家の周りにはまだ雪が沢山残っていました。


室内はというととても心地よい温度を維持されていて快適な室内でした。


南面の大きな掃き出し窓の部分で約19℃の室温と寒さが広島市内よりも厳しい北広島でも快適な温度になっていました。


せっかくお伺いしたからと換気の風量測定と比消費電力の計算も行って換気システムの風量を調整させて頂きました。


また、日中エアコンを消してお仕事に出られているという事でしたのでエアコンを連続運転して頂き、窓のスクリーンを開けて日射取得をして、日中に暖かさを取り込む生活スタイルをご提案しました。


太陽光も搭載されているお宅なので日中の電力の自家消費を上げて頂く事もお話しました。


外気温の低い地域ですが断熱・気密の効果がはっきりと分かるお家でした。


switchbotも2台ほど置かせて頂きましたので今後も室内の状況をモニタリングさせて頂こうと思います。


K様、ご訪問とヒアリングをさせて頂きありがとうございました!



大雪の時の室温データを頂きました

2023-02-05
カテゴリ:広島,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,省エネ住宅,長期優良住宅,吹抜け,寒くない家,断熱性能の事,パッシブ,気密測定,全館冷暖房システム,床下エアコン,お客様のこと,耐震等級3,安全持続性能
大寒波の時のリビングの室温の変化
大寒波の時の寝室の室温の変化
リビングの室温が一番下がった時(負荷が多い冬の明け方)
寝室の室温が一番下がった時(負荷が多い冬の明け方)
先日の寒波の時の室温データをお客様から頂きました。頂いたのは広島市西区の床下エアコンを採用されたお客様から頂きました。


先日お伺いさせて頂いたお客様宅でもご感想をお聞きしましたが皆さん室内の暖かさを感じて頂きご感想は『暖かかった!』なのですが、今回はお客様が室温のデータを送って頂いたので温度と湿度の移り変わりがとても分かりやすくグラフで見る事ができました。


床下エアコン1台(14帖用)の暖房で暖房のあるLDKと暖房から一番遠くなる2階寝室の温度と湿度のデータをお送り頂きました。
大きさは35坪(70帖)のお家です。


以下はお客様から頂いたテキストをそのまま貼り付けさせて頂きます。


・大寒波について
寒波の時のリビング、寝室のデータを送ります。また、12月末から1月後半にかけての全体のものは二通目のメールに添付します。

暖房は一階の床下エアコンのみ22℃、風量自動の設定で夜は過ごしています。雪が降った1/25の朝、2階の寝室で17℃前後、1階も21度前後で普段よりも冷えるなと感じました。
それでも朝20℃前後保持出来ているのはこのお家だからこそだと思います。

日中は床下エアコン22℃、風量強の設定でお昼頃には一階は各部屋とも十分暖かくなり、24℃前後まで室温も上がりました。
帰宅した子ども達は長男は「あったか!」と噛み締め、次男は「暖かい家を作ってくれてありがとうございます」と拝んでおりました。
(娘は長袖一枚で残りの雪で遊ぼうと外に出ようとしたので流石に止めました)

2階も教えて頂いた方法で20℃前後まで上がりましたが、一階と比べると冷んやりしていました。
ここまで寒い日に2階の各部屋に暖気を行き渡らせようと思ったら、名藤さんが仰ったようにサーキュレーターなどで補ってあげる必要があるなと思いました。


以上が寒波の時のお話しです。
一年目の冬の途中ですが、主人が「家に帰ったら暖かいってすごいよ」と呟いておりました。
去年まではトレーナーを着込んだ上にフリース等を来て暖房を入れても足元は寒く、「冬の家は寒い」が普通でした。
良いお家を作って頂いて、皆様本当にありがとうございます。

参考になるか分かりませんが二通目に全体の記録を送りますのでよろしくお願いします。

続けての連絡すみません。全体のデータを送ります。
2階寝室は12月末から1月末まで。1階リビングは1月上旬から下旬にかけてです。期間がずれていますがご了承ください。

全体を通してなので見難いかと思いますが、1/24の寒波が来た辺りの室温グラフは下がっています。

日差しが十分入る日は一階は暖かいを通り越して暑いと感じる日もあります。
2階の南面の部屋も同じく日差しが入ると十分暖かくなります。

それと比べると、北側の子ども部屋は冷んやりするので本格的に使うようになれば暖気の取り入れ方を工夫する必要がありますね。


↑ここまで


とても詳しく室内の状況をレポート頂きお施主様に本当に感謝しかありません。


お家の状況をご確認して頂きながら生活の工夫も考えて頂けるので工務店としてこれ以上ない喜びです。


今後も工夫をして頂きながら省エネで快適な暮らし方をご自身で探して頂けると思います。


お施主様と一緒に更に良いお家になる様に今後も暮らし方をサポートできればと思います。


H様、室温データとレポートありがとうございました!社内でも共有して今後の設計に活かしていきます!



住宅高騰と性能向上リノベーション

2023-02-04
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,新築,つぶやき,名藤,高気密・高断熱,省エネ住宅,長期優良リフォーム,性能向上リノベーション,耐震改修,断熱改修,寒くない家,お客様のこと
神戸の垂水の家の見学に行った時のセミナーでも話題になりましたが、住宅価格の高騰についてのお話がありました。


大手ハウスメーカーの住宅の平均の請負契約の金額が4,100万円を超えたそうです。もちろん土地は別です。


昨年と比較しても一棟当たり300~500万円の価格上昇となり、新築の注文住宅の価格高騰が市場に与えている影響をお話していました。


注文住宅であれば価格が高騰をすると規模を小さくしたりする事で対応もできますが、住宅の取得者の方の意欲をそぐ部分もあるかと思います。


先日の日経新聞にはその様な記事もありました。


住宅を供給する立場なので夢を語り、その気になって頂く事も大切だと思いますが、私自身も子供3人を育てている父親なので住宅ローンや光熱費の観点をいつも忘れない様に顧客にご提案しています。


規模の縮小とコストダウンは痛みを伴う部分もありますが、設計から手仕事でお手伝いしている私たちの様な工務店は細かくプロダクトできるのでお客様が納得して頂ければコンパクトで高性能なお家をご提案する事も可能です。


もちろん高断熱高気密の住宅性能の濃さは小さくても大きくても変わりません。


お話の中では2025年の省エネ法の改正のお話もありました。


現行基準の断熱性、一次エネ性能では2025年になると建築基準法上は既存不適格物件となり、現行基準に該当しない古いお家と判断される可能性があります。


現時点でも該当している建物は1割程度なので残りの9割近くは建築基準法に適合しない建物になってしまいます。


今からコスト優先でそこそこの新築住宅を建築し、2025年に不適格物件になるのか、今から2025年の省エネ法改正に沿った基準プラスアルファの建物にしておくのかの分かれ道ですよとも言われていました。


コスト優先だからと建物性能を落としていると顧客にメリットを提供できない現実が近くまで来ている実感を改めて感じました。


私たちの会社でも新築住宅、性能向上リノベーション共に次世代の基準プラスアルファの性能を以前からご提案していますが、昨日のお話をお聞きして更に性能を上げていこうと思っています。


コストアップする部分もありますが、現在の経済状況だと住宅の光熱費などで10数年後には建築のイニシャルコストと住んでいくランニングコストの総額が安く建てた程々のお家と省エネ性能の高いお家との入れ替わる転換点がきます。


現在の市況と顧客の負担どちらも歩み寄って、良い建物を少なくても丁寧に作っていける工務店になっていきたいと改めて感じました。


旭ホームズは新築の注文住宅や中古住宅購入からの性能向上リノベーション共に不動産の購入からサポートをしています。


お家は一生の事業になります。


生涯コストを検討し、資産性も含めた家づくりを住宅購入・建築の初期段階から検討していく事が大切だといつも思っています。


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