スタッフのつぶやきブログ
スタッフブログ 旭ホームズつぶやきブログ
上棟しました!
2021-01-22
カテゴリ:現場,新築,高気密・高断熱,認定低炭素,省エネ住宅,設計の事,寒くない家,断熱性能の事,窓の事,パッシブ
広島市佐伯区で建築中の素の家『優しく暮らす2世帯の家』が上棟しました。
朝から段取り良く大工さん達が作業して頂いたおかげで夕方までに全ての作業が終わりました。
大工さん、いつもありがとうございます。
こちらのお家は都市部に建つお家ですが隣地が家に囲まれており、太陽光をキャッチできる方角が限られていたので事前に光を取り入れる場所をアプリを使って確認していました。
実際に2階に上がって太陽光のラインを光を取るコーナー窓の位置から確認しました。
事前に確認した通りの光の取り込み方ができていたので安心しました。
こちらにはコーナー窓が付き、ソファを設置予定です。
とても心地よい空間になりそうです。
木工事はこれからが本番ですが無事に上棟して良かったです。
これから断熱材の施工や窓の設置など断熱、気密のポイントとなる工事が続きます。
いつも丁寧に施工して頂ける大工さんなのでこれからの仕上がりも楽しみです!
冬の吹き抜けは本当に寒い?
2021-01-20
カテゴリ:新築,高気密・高断熱,省エネ住宅,設計の事,吹抜け,寒くない家,断熱性能の事,窓の事,パッシブ
先日、一昨年お引き渡ししたOB様宅にメンテナンスの調査でお伺いさせて頂きました。
大きな吹き抜けのあるお家で暖房は4.0Kwの床置きエアコンを連続暖房して全館暖房しています。
ご主人様にお話しを聞くと先週の冷え込んだ日も特に寒くなく、冬の天気が良い日は南面の日射が多く暖かくなりすぎるのでたまにエアコンを切っていますとの事でした。
こちらのお家のプランニングの時にもご家族にご質問を頂きましたが、
『吹き抜けがある家って寒いって聞きますけどどうですか?』
とご質問頂きます。
お答えするのは、
『断熱性能が現行の基準くらいで、気密測定もしていない家だと寒いと思います』
と、お話しています。
その後によく聞かれるお話として、
『シーリングファンを付けたら大丈夫ですか?』
ともよく聞かれます。
この場合も、上記の答えと同じで断熱性、気密性が担保されていれば大丈夫です。性能が良ければ特に必要ないと思いますとお話ししています。
今回お伺いしたOB様はとても上手に暖房をされる方なので特に吹き抜けの温度差を感じにくい生活をして下さっていました。
日差しの差し込む冬の日中は吹き抜けの2階窓を開けて日射を取り入れて、寒くなってくるとスクリーンを閉めて床置きエアコンの温度を上げる生活パターンを続けていらっしゃいました。
先日お伺いした時も外は0℃近くでしたが、室温は20℃でエアコンは1階のエアコンが1台稼働という状況で、ご主人様はTシャツ1枚でした。
しっかりとした高断熱・高気密で建物を計画して、冬の太陽光のラインを把握し、窓の断熱性や日射取得率なども計算したうえで計画する吹き抜けは効果的です。
大切なのは温度差ができない様に事前に建物スペックを計算して把握できるかだと思います。
なので吹き抜けが寒いのではなく、建物性能が悪いという事が原因になります。
固い話になりましたが暖かくて明るい吹き抜けは冬にとても気持ちの良い空間になります。
大きな吹き抜けを計画する時はしっかりと建築業者さんに性能面をご確認して下さいね。
断熱リフォーム工事は解体工事が進んでます
2021-01-19
カテゴリ:現場,リフォーム,名藤,性能向上リノベーション,断熱改修,寒くない家,断熱性能の事,中古住宅
広島市佐伯区で着工した断熱リフォームの現場は順調に解体工事が進んでいます。
先日現場に行くと床の解体工事を行っていました。既存の床の断熱材はグラスウールでしたがペラッペラでした。
この厚みと性能だと寒かっただろうなと推測できます。
解体後には床にはネオマフォームを施工して断熱します。フェノールフォームという種類の断熱材です。
とても高性能なので薄くても断熱効果は高いです。このフェノールフォームを厚く入れますので断熱効果は高くなります。
解体工事は新しい価値を産む前の大切な工事です。
丁寧に綺麗に既存の仕上げ、下地を撤去して新しく入れる断熱材がしっかり入る様に丁寧に解体していきます。
大工さん、寒い中で丁寧な解体工事ありがとうございます!!
床下エアコンを後から取付できるかご質問を頂きました。
2021-01-19
先日、OB様からエアコンが壊れたので買い換えたいけど、娘さんご夫婦のお家の様に床から暖かい暖房方式ができませんか?とお問合せを頂きました。
娘さんご夫婦のお家も私たちの会社で新築させて頂きましたが、そちらのお家は床下エアコンを採用した省エネ住宅でした。
寒さが厳しくなり、暖房が効かないというご相談やお部屋の上ばかり暖かくて足元が寒いというご相談を頂く事が増えました。
今回のご相談の様に床下エアコンや高断熱高気密のお家を体感されてリフォームで同じ様にしたいというご相談は冬の時期によく頂きます。
今回はリフォームの場合に床下エアコンが設置可能かについて書きたいと思います。
結論としてはできなくはないけどコストと時間が掛かりますとお話しました。やはり新築とリフォームでそもそも変わってくるのが断熱性能と気密性能の確保です。
床下エアコンの場合は基礎断熱という基礎の床下の基礎の部分から断熱し基礎の内部も室内と同じ暖房区画の中に取り込んだうえで気密処理もきちんとします。
既存住宅の場合はそもそもの断熱が弱かったり、全く無かったり気流止めなどもない場合がほとんどです。
その辺りの内容は下記の記事をご参考にして下さい。
上記の様に既存住宅の断熱化はそもそもの部分を改善し、コストも工期もかかる場合が多いのが実情です。
逃げる熱が多いのに暖め方だけ変えても省エネや光熱費の観点からはお勧めはできません。
きっちりとした断熱性能と気密処理を行なってはじめて採用できる工法なのでリフォームではなコストと工期の関係でなかなか採用にならないのが現状です。
建具屋さんの感染対策工事
2021-01-17
カテゴリ:現場,リフォーム,会社の事,旭ホームズ
年末年始を利用して会社の新型コロナウィルスの感染対策工事を行いました。
事務所入り口のハンドルを交換したり、足で閉める事ができるトイレのカギや、打合せルームには対面のパネルを設置しました。
工事をお願いしたのは建具と家具工事をお願いしているビーライフバンクラさんです。
ぜひホームページをご覧下さい。トップページの動画でドローンを飛ばしている尖がった建具屋さんです。
ビーライフバンクラさんのホームページはこちら
打合せ場所の透明のパネルは事務所の打合せ机とお客様との打合せルームに設置しました。
設置は男前な西本専務が設置してくれました。
トイレの入り口はプッシュプルと呼ばれる押したり引っ張ったりする事で開閉が可能なハンドルに交換して頂きました。手を使わずに手首を使ったり、肘を使って開け閉め可能です。
鍵も足元に設置して手でなく、足を使って施錠ができる物に交換して頂きました。
事務所入り口も同じプッシュプルタイプのハンドルに交換して頂きました。
感染対策はこれだけではありませんが、ちょっとした事で感染のリスクを減らす事ができます。
生活様式が変わり、今まで当たり前だった事が当たり前でなくなる時代です。
工務店や職人さんは建築に関わる生活様式の変化に対応する為の細かな工事を得意としています。
大きなハウスメーカーさんにはできない細かな対応が沢山あります。
何か感染対策でお困りの方がいらっしゃればご相談下さい。