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堀込車庫についての注意点

2021-02-09
カテゴリ:現場,設計の事,不動産,中古住宅
今日、佐伯区の現場に敷地調査に行きました。


私たちの会社がある様な山肌を造成して作った団地でしたが敷地には堀込車庫がありました。


この堀込車庫がある敷地は注意が必要になります。堀込車庫がある土地は広島では古い団地によく見かけられますが建築をする時にチェックすべき事が何点かあります。
堀込車庫のある土地を利用して建築する場合の注意点を書きたいと思います。


何点かポイントを絞ってお伝えします。


①造成の時に作られている堀込車庫であるか?
造成の確認の時に安全性を確認して作られた堀込車庫で加工をしていなければ安全性は確認できますが、確認を取らず後から作った堀込車庫は建て替え工事時に安全性の確認を求められる事があります。
古い宅地の場合は造成当時の資料はほぼ無いと思うので後から安全性を確認するのは手間と時間とお金が掛かります。



②建ぺい率のチェック
堀込車庫は建築物と同じ扱いになるので敷地に対する建築面積を問われます。お家を大きく作って堀込車庫の建築面積を考慮していないと建ぺい率オーバーという事もあります。



③解体する場合に崖にならないか?
安全性が確認できないのであれば屋根を取ってしまうという手段もあります。この場合、両サイドの擁壁を残して解体している現場をよく見ます。2m以上の高さがあればがけ条例に掛かる可能性があります。
解体したから問題なしという訳でなく、他の規制が掛かる場合がございます。


④宅地造成工事にならないか?
切土や盛り土をある一定の高さや面積で行うと宅地造成工事になる場合がございます。宅地造成規制区域に入っている土地の場合は安全性を確認したうえで申請が必要になります。申請をすれば問題ありませんが時間やコストが掛かります。



その他にもチェックする点はありますがざっくり上げると以上の様な注意点があります。
建て替え等で堀込車庫がある場合は事前に業者に確認する事をお勧めいたします。


事前にチェックしたうえで建築を進めていければ後から大きなコストが掛かったり、設計変更する事が少なくなりますのでご参考にして下さい。


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