2023年5月29日

おひさまエコキュートがお得なのか調べてみました。

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おひさまエコキュート

先日、ダイキンさんの販売代理店さんの方が来られておひさまエコキュートのご提案を頂きました。

皆様はおひさまエコキュートをご存じでしょうか?

昨年位に東京電力管内では発売されているのを知っていましたがこのたび中国電力管内でも採用する事が出来る様になりました。

エコキュートはヒートポンプと呼ばれるエアコンと同じ仕組みを使って空気の圧縮を利用してお湯を作る給湯器になります。

給湯に利用する電力に対して作られる熱のエネルギーの効率が良いのでとても省エネルギーな給湯器になります。

簡単に言うと1の電力投入で3の熱を作れるという優れものです。

なので電気代の安い深夜電力を使って給湯するとより低コストでお湯が作れるので電化住宅とセットで私たちも沢山販売してきました。

ですが現在は原発の稼働停止や燃料高による電気代の高騰で深夜電力は日中よりは安いとはいえ、以前の様なコストで給湯はできなくなっています。

そこで出てきたのがおひさまエコキュートですが、これは太陽光発電を搭載しているお家の場合、日中の自家発電している電力を利用して給湯を行うと給湯に関わる電気代が安くなるという事で出てきた商品になります。

太陽光発電で発電している余剰電力で給湯すれば実質は0円で給湯が可能です。

これはお得だ!と私も思っていたのですが普通のエコキュートでも日中に沸かす太陽光連動できる商品もあります。なので詳しくダイキンさんにお話をお聞きすると、100%日中の余剰電力での発電設定にしてしまうと曇天の場合に電力が不足して日中の高い電力で給湯する可能性があるという事と深夜に電力が余る事を想定しているので深夜電力を利用して給湯する事を前提としているので、MAXで給湯しても全体の給湯の50%までで、残りは夜間の電力を使った沸き増しになるという事でした。

どれだけ日中にシフトしても給湯の半分は深夜電力利用という事と、天候についてのリスクは確かにあると感じました。お天気に関してですが今の時代に天候の予想はスマホで見る事ができる時代です。

天候のリスクについては調べてみるとアプリがありました。これで曇天時は少しでも安い夜間電力、晴天時は太陽光発電で給湯する事が可能になります。

【昼間シフト天気予報連動】

この機能を活用すれば曇天時の日中沸き増しも抑える事ができるのでより効率的に給湯ができる事が分かりました。

ですが最後にもう一つご確認をと思い、中国電力さんの方に電気契約のプランについてもご確認しました。

すると、注意が必要なのですがおひさまエコキュートは深夜電力での沸き増し設備に認定されていないため、電化スタイルコースにはならないという回答を頂きました。

(上記の中国電力さんの電気料金プランのページをチェックして下さい。

なので電化スタイル以外のコースになると深夜電気料金のメリットが少なくなる事も分かりました。

中国電力さんであればナイトホリデーが日中の電力が高くはなりますが、深夜や休日の料金が安く設定されています。電化スタイルコースト比較するとKWあたりは4円程度高くなります。

ですが現在は深夜電力と日中の電力差が少なくなっている時代です。

また共働きの方も増えており、太陽光発電の発電量も増えている時代ですので日中の方が電気が余っている時代になってきています。

天候による部分もありますができるだけ日中の余剰電力を活用して給湯する事で、お湯を沸かす方が太陽光を搭載しているお家の場合は有利になる部分が多いと感じました。また給湯からお風呂で利用するまでの時間も短く、お湯の保温に関しても省エネ性が高いと思われます。そして何より環境に対する負荷も自家消費の方が少ないくなります。

もう少し詳しく調査する必要がありますが現時点では太陽光を搭載されるお家の方には電気料金のメリットもそれなりに出るのではないかと思います。

もう少し電気代のシミュレーションを今後行って詳細をチェックしてみようと思います。

こちらにも続報を書いています↓

2023.8.23追記

おひさまエコキュートの省エネ、節電効果が高い事が分かりましたので旭ホームズでは2023年6月以降の新築物件から電化で建築されるお客様にはおひさまエコキュートを標準でおすすめしています。

省エネ住宅との相性も良く、太陽光発電の搭載率も2023年は100%ですので給湯器の標準仕様を変更します。

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