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性能向上リノベーションのお問合せが増えています。注意点は?
2022-08-30
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,つぶやき,名藤,長期優良リフォーム,性能向上リノベーション,耐震改修,断熱改修,お客様のこと
最近、土地の売り物件の減少や資材高などの影響もあり、中古住宅改修のご要望が増えております。
頂くお客様の声としては、
『土地を購入して注文住宅を建築しようと思うとコストが高すぎる』
『要望の地域の土地が高くて建物まで考えると性能が落ちる建売で無いと検討できない』
『住宅ローンの支払いが新築だと大きくなり、今後の支払いが不安』
などの声をお聞きします。
ですが、簡単に中古住宅購入に切り替えようという気持ちにならない部分もあると思います。
中古住宅購入時の不安としてお聞きするのは、
『雨漏りやシロアリなどの劣化は大丈夫なんだろうか?』
『見えない部分を直すと費用が嵩むのではないだろうか?』
『中古住宅という選択肢が無かったので全く情報収集できていない』
『改修後のイメージが古い住宅を見ても全くイメージできない』
などの声を良くお聞きします。
お客様の仰る通りで、中古住宅の購入を躊躇する原因は上記の事に関する保険や保証などの担保と、そもそも改修後のイメージが古い中古住宅だけ見てもイメージが沸かないと思います。
不動産の取引なども土地のみとは違い、中古住宅がある場合の取引は瑕疵担保などの部分でも色々な事があります。
そこで私たちがご提案しているのは建物の事からお伝えすると、注文住宅よりもコストを抑えて高性能化するための取組をお話します。
私たちは新築の高断熱の技術を改修に取り入れる事を7年前ほどから取り組んでおり、高断熱化や耐震化をして中古住宅を高耐久にして住み継ぐお仕事をご提案しておりました。
続いて不動産の購入のサポートのお話として不動産を新たに購入してリノベーションを進める場合は、事前に物件の状況を調査する重要性があります。
また売買の取引時に、個人間の場合は売買瑕疵保険を掛けたり、業者からの購入の場合も再販型の瑕疵保険の加入などがチェック項目になると思います。
何のこっちゃと思われるかもしれませんが、分かりやすく言うと購入前に中古住宅の劣化状況を確認し、第3者のチェックを行った上で保険などで担保する事をお勧めしております。
その上で、耐震性の確認なども事前に必要です。昭和56年以前の建物は基礎の鉄筋が入っていない場合が多く、この築年数の部分のチェックや当時どの様な制度を利用して建築したかなどのご確認も重要になってきます。
その後に初めて耐震性の向上や断熱性能向上のプランニングに入ってきます。
一連の流れを言葉だけでご説明するのはとても難しく、ややこしいので新築とリノベのコスト比較やリノベーションのポイントなどの簡単なショートセミナー資料を作ろうと思っています。
中古住宅を購入して性能向上リノベーションを行う場合は事前にリノベーションを行う建築業者さんのサポートがとても重要になってきます。
請負契約前に建築業者さんを決める難しさもありますが、取引からサポートしてもらうと安心して中古住宅住宅購入が可能ですのでぜひご参考にして下さい。