床下エアコンの導入を検討している方のなかには、「電気代がどのくらいかかるのか?」という点が気になる方は多いのではないでしょうか。
本記事では、旭ホームズでの実例データをもとに、床下エアコンの電気代の目安を公開。さらに電気代が上がってしまう原因のほか、床暖房との比較や床下エアコンの事例について紹介します。床下エアコンの導入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
床下エアコンの電気代|データをもとにした月額料金の目安
私たち旭ホームズでの実例におけるデータによると、床下エアコンの電気代は月に8,000~18,000円程度が目安となります。ただし、地域によって電気の基本料金が異なるため一概には言えません。
そこで旭ホームズでは、建築前に電気代などのランニングコストのシミュレーションを提案しております。床下エアコンを設置したほとんどの住宅では、シミュレーション以下の電気代になる傾向がありますので、「床下エアコンで思いのほか電気代が高くなってしまった」ということはあまりありません。
床下エアコンで電気代が上がってしまう原因とは
床下エアコンを導入したものの、予想以上に電気代が高くなったという声はあります。実は、床下エアコンで電気代が増えてしまう原因の多くは、建物自体に起因しているといわれています。断熱性や気密性が不十分な場合は外気の影響を受けやすく、温度調整が難しくなるためです。冬の場合は特に、床下エアコンをいくら稼働させても熱が外に逃げてしまって室温が安定せず、電気代がかさんでしまいます。
床下エアコンの導入を検討する際は、まずは建物の断熱性や気密性を見直すことが重要です。信頼できる施工業者や工務店に依頼し、効率的に暖房効果を得られるような環境づくりを行いましょう。
関連記事:床下エアコンで後悔した理由とは?床下エアコンのメリットと失敗しないためのポイント
床下エアコンと床暖房の比較
床下エアコンと比べられることが多い暖房システム、床暖房。床下エアコンと床暖房は、どちらも床を温めるための方法ですが、それぞれ異なる特徴があります。以下では、それぞれの違いをわかりやすく比較していきます。
床暖房
床暖房は、床下に配管を通して温水や電気を流し、直接床面を温める仕組みです。肌に触れる床の温かさを感じやすく、快適に過ごすことができます。
しかし、長時間接触していると低温やけどのリスクがあり、特に小さなお子さまや高齢者の方には注意が必要です。また、床暖房は設置した部屋に限られ、隣の部屋との温度差が生じることがあります。また、電気のみで暖房するタイプの床暖房は電気代が高くなる傾向があります。
床下エアコン
床下エアコンは、床下に設置されたエアコンで、部屋全体を効率よく温めるための暖房システムです。床下から温かい空気を送ることで、足元をほんのり温めます。低温やけどのリスクはほとんどなく、安全に使用できる点がメリットです。
また、床下エアコンは吹き出し口を設けるだけで、家中どこにでも暖かい空気を供給できます。場所を問わず快適な温かさを実現できるのが大きな魅力です。
なお、床下エアコンと床暖房では電気代が異なります。熱源や設置の大きさ、容量によって電気代は大きく変動するため、一概にどちらが安いとは言えません。各家庭のニーズや設置環境に合わせて選ぶことが重要です。
旭ホームズの床下エアコン「はるかぜ」
旭ホームズが提供する床下エアコン「はるかぜ」は、床下空間を活用して床全体と室内を同時に空調するシステムです。ヒートポンプ式の機械を採用しており、省エネルギー性に優れた冷暖房を実現できます。
さらに、床下エアコン「はるかぜ」は設置スペースをほとんど取らず、室内空間を最大限に活用できる点が魅力です。30~40坪程度の住宅であれば1台のエアコンで空調でき、初期費用やメンテナンス費用を抑えられるでしょう。
また、間取りや面積が同じ住宅で、居室ごとに壁掛けエアコンやヒートポンプ式温水暖房を導入する場合と比較すると、設置費用や電気代が安くなる傾向があります。特にワンフロア全体を冷暖房する場合、その効果をより実感できるはずです。
もし床下エアコンの導入を検討されるなら、ぜひ一度、広島県内で多くの施工実績がある旭ホームズにお問い合わせください。
床下エアコンの事例
旭ホームズの床下エアコンを採用した住宅を紹介します。
【床下エアコン採用】全館冷暖房の長期優良住宅
床下エアコンを採用し、全館冷暖房を実現した長期優良住宅の事例を紹介します。床下エアコンによって、冬場に家中どこでも暖かく過ごせる快適性を実現しています。夏場にはダクトを活用し、1台のエアコンで効率よく涼しい空間を作ることが可能です。
室内は吹き抜けを設けた広々とした大空間になっていながら、暖かさや涼しさをしっかりとキープ。さらに耐震性にも優れており、安全性を兼ね備えた次世代の住まいです。
また、パッシブデザインを取り入れることで環境に優しい設計となっており、電気代などのランニングコストの不安も軽減されています。電気代の目安は月8,000~18,000円程度となり、快適性と省エネ性を両立した事例です。
【床下エアコン採用】安全持続性能評価★3つの長期優良住宅
床下エアコンを採用し、全館冷暖房を可能にした快適で機能的な住宅の事例です。電気代は月に8,000~18,000円程度が目安となっています。
室内は間仕切りを最小限にした大空間の間取りで、自然な段差を活かしつつ、ご家族の気配を感じられる温かみのあるデザインを実現。都市部に建てられていますが、スペースを有効活用しつつ、簾戸(すど)を採用して半屋外空間との境界をあいまいにするなど、パッシブデザインを巧みに取り入れています。
さらに、リビングの東側には開放感あふれるオープン階段と吹き抜けを配置し、1階と2階で空調を効率よく共有できる工夫が施されています。床下エアコンの採用により、メインのエアコン1台で四季を通じて快適な室内環境を維持できる住宅です。
広島で戸建ての新築・リフォームをするなら旭ホームズへ
木の家が持つ素材や素地を生かし、その土地の持つ要素を生かして設計し、末永く素晴らしい暮らしができる家づくり。それが旭ホームズのこだわりです。
広島近郊で、高断熱・高気密な注文住宅をお考えの方や、性能向上リノベーションを検討されている方は、ぜひ一度、旭ホームズのモデルハウスへお立ち寄りください。
所在地 | 〒731-5101広島県広島市佐伯区五月が丘2丁目8 |
定休日 | 日・祝・水 ※事前のご予約があればご見学はいつでも可能です。 ※お休みの3日前までのご予約をお願いいたします。 |