断熱等級6以上の住宅設計ガイド

国土交通省から省エネ性能に優れた断熱性の高い住宅の設計ガイドが発表されました。
断熱等級6以上の建物を設計する場合のポイントなどが解説されており、日射の調整や暖冷房機器、換気設備の計画、太陽光や蓄電池、自家消費などを活用したレジリエンス性の向上などがマニュアルに書いてあります。
私たちの会社では都市部の準防火地域など窓の性能向上が難しい場合などを除き、断熱等級はほぼ6以上を取得しています。
また日射の調整や太陽光発電の自家消費や蓄電池のご相談など現在でも取り組んでいる設計内容ではありました。
また空調に関しても全館空調を市販のエアコンを最大限活用して暖冷房をしております。
知っている内容も多いのですが、文末に気密測定についてのページがありました。
以前、省エネ基準では記載のあった気密測定に関しての内容が今回復活しておりました。
気密測定は省エネの基準においては必須ではありませんが、断熱施工を担保する為にはとても大切な性能です。
私たちの会社では新築住宅は全棟気密測定を行っております。
また気密性能を確保するための丁寧な施工をいつも意識して施工しています。
新しい設計ガイドを見てできている部分も多いと自信を持ちましたが、できていない事、分からない事も正直ありました。
これから読み込んで改めて良いお家を作るための基礎知識として勉強したいと思います。
