4月の法改正に伴い審査に時間が掛かっています

4月の建築基準法の改正以降、審査機関の審査に時間が掛かっていたり、構造計算などを行っているプレカット工場の業務が忙しくなり、計算書作成に時間が掛かっているとの情報が出てきました。
私たちの会社では以前から構造計算や外皮計算、長期優良住宅の認定取得が標準なので大きな設計の影響などは無いのですが、4月からは全国の建築会社さんが対応していく必要があるので審査機関や構造計算事務所さんなどは混乱している様です。
当社から予測できていた事ですがやはり申請関係の混乱は審査期間の延長と言う影響が出ている様です。
私たちの会社も大なり、小なりの影響を受ける可能性があります。
期間が延びると土地を購入されている方などは期間が延びる事によって融資の期限の事やつなぎ融資の金利負担の影響などが出る可能性があります。
また確認申請や長期の認定通知取得までの期間が延びると全体的な工期に影響を与えます。
引渡し時期が変わるのでお引越し時期や学校などのご対応も変わる可能性が出てきています。
法改正のたびに同じ様な流れを繰り返していますが今回も同じ様な混乱を招いている様です。
工期を余裕を持ってお伝えする事も大切ですが、お客様としっかりお話をして期間に関する申合せをする事が大切だと思います。
日本に良い建物を増やす為の法改正です。
行政などの対応を非難するのではなく、新しい法律を活かしてお客様により良い建物を提供できるチャンスだと思いますのでしっかりと対応していきたいと思います。