構造体だけで無く仕上げ、外装にも国産材を採用していきましょう

先日の日経新聞の記事からのピックアップです。
住宅にもっと国産材をと言うタイトルの記事がありました。
記事内では構造体の国産材を活用の事例が書かれていましたが、先日行った秋田のもるくす建築社さんは外装や仕上げ、下地も含めて地域材の活用、国産材の活用をされていました。
日本はもともと森林資源の多い国ですが木材の活用に関しては輸入材の方が安く、安定して供給されてきた流れがあります。
木材は山から取れるのではなく、海から取れると表現されるほど輸入材の活用が盛んに行われています。
ですがコロナ禍やウクライナの戦争以降、海外の情勢で木材供給が不安定になる事も多く、費用に関しても乱高下してきました。
ここで改めて国産材活用の流れが強くなってきています。
先日、広島大学と横浜国立大学の先生とお話しした時に木材の流通経路まで含めたCO2排出量を明確化する事が今後問われる可能性があるとお聞きしました。
脱炭素社会において国産材活用は重要な事だと感じさせられる記事でした。
