紙布クロスを使った新しい宿泊施設
私たちの会社でほぼ全棟で採用している能美島で織られている壁紙『紙布クロス』を貼った宿泊施設が江田島市でOPENしました。
その名も『江田島荘』さんです。
先日、紙布クロスを製造して頂いている津島織物さんからご連絡頂き、全室紙布クロスを採用した素敵な宿泊施設が完成した事を教えて頂きました。
私たちの会社では10年以上前から壁紙に紙布クロスを貼っています。
地元広島で作られている自然素材でとても素敵な紙布は、高度経済成長時の住宅建材の大量生産化の波に飲まれ、全国に沢山あった製造会社は今では3社しかいないそうです。
そのうちの一社が広島にある津島織物製造さんです。
紙布は紙糸でできた素材を顔料で染めて、それから織機で織って作っています。
昔は着物の材料や、パナマ帽という帽子の材料として日本で良く使われていました。
耐久性が高く、丈夫で長持ち、余分な湿気を取ってくれて室内を落ち着いた雰囲気にしてくれます。
地元の良い物が注目されるのは良い事ですね。機会がありましたら江田島荘にぜひお立ち寄りしてみて下さい。