階段の工夫について
明日からご予約制の完成内覧会を行う佐伯区の2世帯の長期優良住宅ですが、明日の内覧会に向けて全館冷房を試運転しています。
2階のエアコンをメインで運用しますが、上下階の2世帯住ですのでプライバシーを守りつつ冷房を考える必要があります。
冷房の広がりを考えると吹き抜けなどがあると効率が良いのですが今回のプランは吹き抜けを設けておりません。
ですが、何とか2階の冷房をうまい事下の階に落とす事ができないかを考えて2階の階段部分をオープンにしました。
階段の蹴込と呼ばれる部分を無しにして、ホールの部分も開放的なアイアン手すりを設置してできる限り冷気が行き届く工夫をしています。
本日、試運転後の室内を体感しましたが涼しい空間になっていました。
暖房に比べると冷房は広がりにくく、計画が難しい部分もあります。
換気システムや風の力を使って各部屋に届くように計画する事もあります。
暑い夏が来ますが、こちらのお家がどの様な室内環境になるか今から楽しみです。