レモンの家の会 焼杉ワークショップ
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今日は私たちの会社も参加している瀬戸内良質住宅研究会レモンの家の会で焼杉作りのワークショップに参加しました。
大竹市の中川建設さんの事務所前にある田んぼを利用させて頂き杉板を三角焼きと呼ばれる三角形に結んで煙突の様にして下から火をつけて焼杉の外壁のサンプルを作らせて頂きました。
焼杉とは古来からある日本の外装材ですが杉板の表面を焼いて炭化させて厳しい気候から建物を保護する建材として昔の日本家屋にはよく利用されていました。
自然素材の活用や地域材の活用、デザインの観点から最近人気の外壁材になっています。
私たちの施工例でも採用させて頂いた物件があります。
杉の乾燥状態や焼く時間、種火の付け方など色々と意見を交わしながら4回ほど実際に焼いてみましたが最初はうまく火が回らず炭化不足の板になってしまいましたが徐々にコツを掴んで最後の焼杉は炭化層もバッチリ焼けた風合いの良い焼杉が出来上がりました。
ワークショップ後には中川建設さんがご用意してくれた猪肉で参加者さんとBBQをして賑やかな反省会となりました。
ご準備頂きました中川建設西本さん、ありがとうございました。焼杉は自然素材で長持ちなサスティナブル建材です。
黒い汚れが付いたりする特徴もありますがおすすめの外壁材なのでご興味がありましたらぜひ皆さんご採用されてみて下さい。