暖冷房の効率を考慮したリノベーションの間取り設計
安佐北区の性能向上リノベーションの現場では階段を利用して1,2階の空調を効率よく分配する工夫をしています。
階段の部分は今までは廊下で仕切られていましたが、断熱改修とペレットストーブを活用して冬の熱源を確保しているので暖かな空気を1階だけでなく、2階にも分けていく計画を立てました。
夏場は階段上のエアコンを利用して効率よく1階にも冷気を届けつつ、2階の空調も効く様に設置計画しています。
階段は冬場であれば冷気が下りてくるような場所になってしまいますが、断熱改修を行う事で上下階の温度差を少なくしてお家全体を暖める事が可能になります。
階段を吹き抜けとして利用する様な方法です。
ただし、それでも冬の冷気が下りてくる場合もありますので、冷気が直接リビングに来ない様に耐力壁でもある壁を活用して冷気を分散できる工夫をしています。
こちらの現場は週末には足場を設置してサッシを交換していく予定です。
交換するサッシもAPW430というトリプルガラスの樹脂サッシを採用しています。
その他の窓もペアガラスのサッシの内側にペアガラスの2重窓を設置予定です。
暖かさ、涼しさはお家の快適性においてとても重要です。
性能向上リノベーションで旧世代のお家が一気に新しい断熱性能の基準をクリアしたお家になります。
完成は春先ですので夏場の使用感をお施主様にお聞きしたいと思います。