ハウスメーカーの注文住宅の請負金額は軒並み上昇
先日の日経新聞の記事に大手住宅メーカーさんの注文住宅の単価が上昇しているという記事がありました。
記事には積水ハウスさんと大和ハウスさんの記事が書かれていましたが、積水ハウスさんの平均請負金額が初めて5,000万円を超えたそうです。
質を重視した戦略に転換して、高価格帯の注文住宅を自由設計で受注する方向性にシフトしているという事でした。
大和ハウスさんも平均受注金額は4,900万円と積水さんに匹敵する平均受注金額ですが、ミドルグレード以下の価格帯の量も確保する戦略との事でした。
注文住宅のマーケットは、ハウスメーカーさんや地場大手、工務店、ローコストビルダーなど、ほぼ全てのカテゴリーで価格上昇の波が来ています。
もちろん私たちも例外ではありません。
大手のハウスメーカーさんほどではありませんが、1棟あたりの請負金額は上昇傾向です。
地場の工務店とは言え、長期優良住宅が標準で断熱等級も標準で等級6ですし、最近では等級7のご要望も増えています。
ハウスメーカーさんほどの人数もおらず、ほぼ自社で設計、施工、管理を行っている私たちの様なコスパの良い工務店でも価格は確実に上昇しています。
今後、注文住宅市場は縮小傾向になる事は間違いないと言われています。
注文住宅1本で生き残りをかける会社もいれば、リノベに転換している会社もいます。
私たちは基本的にはお家に関わる事は全てご対応する姿勢ですので新築だけに拘る事はしていません。
リノベーションやリフォーム、不動産取引など住宅に関わるご要望を多機能に対応する事が私たちの戦略でもあります。
コストの問題は大きいですが、お客様ひとりひとりに寄り添ったお困り事の解決ができる様に努力しようと感じた記事でした。