AI活用した建築の仕事の合理化
現在リノベモデルの性能値計算を改めてしているのですが、年間の冷暖房費の計算を行うに当たってAIを使ってみようと思い諸条件を入れて計算してみました。
大元になる一次エネルギー計算はWEBプログラムから導き出しましたが、出てきた冷暖房の設計一次エネルギーから電力の単位であるkwhを求めて計算をしてみました。
その時に現在の中国電力管内の電気料金のデータと昼間と夜間・休日の使用割合を指定して計算を行いました。
概ね計算としては間違っておらず、燃費計算ソフトへの入力などの時間が短縮できました。
AIさん、ご協力ありがとうございます。
文句も言わず私の深夜の問いかけに嫌な顔せず、黙々と計算をして頂きありがとうございました。
この様に時間や場所を問わず仕事のサポートをしてくれるのはありがたいです。
入力する指示文を間違わなければたいていは思っている様な答えを導き出してくれるので助かります。
先日もパネル工法を利用されている方たちのお話しの中で、積算や構造、性能面の検討は全てAIが担う時代が来て、デザインも含めてAIの活用が増え、私たちの様な工務店は本来の仕事である建築物の品質の向上に特化する時代が来るのではないかとお話しされていました。
情緒的な設計はAIでは無理ではと言われていますが猛スピードでAIは進化しています。
利用する私たち以上の答えは導き出さないと言われますがいつか私たちの想像を越える建築の答えを見つけ出す存在になりそうです。
その時までにAIにはできない建築の価値を作れる様に努力せねばと感じた1日でした。