今日は東広島市の昨年と比較した夏の温度のデータ
昨日に引き続き、メーカーの営業の方から今度は東広島市の今年の夏の気温に関する面白いデータを頂きました。
東広島市の昨年(23年)と今年(24年)の8月19日までの最高気温と最低気温のデータと考察になります。前日の広島市と比較すると面白そうです。
○猛暑日(35℃以上)が6日 23年は3日
○真夏日(30℃以上35℃未満)が37日 23年は37日
○夏日(25℃以上30℃未満)が42日 23年は43日
○夏日以上(25℃以上)は85日 23年は83日
○冬日(最低気温が0℃以下)は54日 23年は58日
冬日(最低気温が0℃以下の日)は広島市と比べて多い 予想通り
→広島市は冬日(最低気温が0℃以下)は5日 23年は6日
猛暑日は広島市の方が多くなっていました。また夏日以上(最高気温25℃以上)の日数は広島市とほとんど変わらない というデータです。
そこで違った角度から考察してみようという事で1月1日から8月18日までの最高気温の平均値と最低気温の平均値のデータを出されていました。
広島市 最高気温平均値21.8℃ 最低気温平均値13.9℃ 差7.9℃
東広島市 最高気温平均値20.6℃ 最低気温平均値9.9℃ 差10.9℃
広島市と東広島市の最高気温の平均値の差は1.2℃しかありませんでした。標高や周辺の気候が違う場所ですが最高気温の差はあまりありませんでした。
続いて広島市と東広島市の最低気温の平均値の差は4℃ありました。これは予想通りで東広島市は5地域の場所も多いので冬の気温は温暖な広島市よりも低いデータになっていました。
予想通りですが東広島市は夏と冬の1年の温度差が大きいという事が改めて分かりました。
夏の平均気温はあまり変わりませんがどちらにしても夏の暑さの対策が今後とても重要になると思います。
吉田兼好は徒然草で『家の作りやう(よう)は夏をむね(旨)とすべし 冬はいかなる所にも住まる 暑き比(ころ)わろき(悪い)すまひ(住まい)は たへ(耐え)難き事なり』と仰っていましたが、現代の家づくりは夏も冬もむねとすべしです。
建築している地域の気象データを知る事で今後の家づくりで大切な事を改めて知る事ができました。
【お知らせ】
この暑い日が続く夏に新築住宅で全館冷房を体感する事ができる見学会が廿日市市であります。
ぜひ高断熱高気密住宅の夏の室内をご体感下さい。