森林を大切にした循環型経営
人と木の関係
今日はWOODONEさんと中本造林さんにご招待頂き廿日市市の吉和にある中本造林さんが所有されている山林の見学と中本造林さんの工場見学をさせて頂きました。
まずはWOODONE美術館もあるクヴェーレ吉和に行って中本造林さんのこれまでの歴史を学び、その後、千両山にある樹齢250年以上とも言われる杉を見学させて頂きました。
先代の社長から絶対に伐採してはいけないと言われるWOODONEさん、中本造林さんのシンボルの様な杉です。
とても力強く、そして優しさを感じる大きな杉の木でした。実際に手で触れて事前のパワーを頂きました。
その後、中本造林さんの焼杉や内装の加工材を使っている工場を見学させて頂きました。
加工した杉材は敷地内で天日干ししていましたが人工乾燥をせずにルーバーの様に整然と並べられている杉材はまるで合掌造りの建物を見る様でした。
広島にこんなに山を大切にしながら循環型経営をされている会社がある事は誇らしい気持ちになります。
今後も広島を代表する建材メーカーさんWOODONEさん、中本造林さんの建材を活用しながら地域材活用、循環型社会の実現に少しでもご協力できる様に建築のご提案をしていこうと心に刻んだ見学ツアーでした。
お忙しい中、ご丁寧にご案内頂きましたWOODONE、中本造林の皆様、貴重な体験をありがとうございました。