2012年2月28日

社長の手紙 Vol.232

  • 社長の手紙

拝啓

今年の冬、雪が降った日は少ないが、寒い日が多いですね。
我社は、昨年6月より〜年末12月迄は業績が好調だったので今期5月末の決算はいい数字が出ると思います。
しかし今年になってからは新築の見積やリフォームの件数が減っています。
全員で目配り、心配りしながら情報を集めましょう。

〜常に前進〜

私は、人間学を学ぶ月刊誌「知致」を読んでいます。
2012年3月号は常に前進です。
登場する人の中に仏教詩人 坂村真民先生(1909年〜2006年)享年97才がおられます。
先生の有名な言葉
念ずれば花ひらく真民詩碑は海外を合わせて660基を超えている。
亡くなって5年になりますが今年の3月11日愛媛県砥部町に坂村真民記念館がオープンする。
約20年前になると思うが、私と妻と母の3人で真民先生の朝の講話を開く為に、松山に前泊して行ったことがある。
朝、早く行き一番前の席に座り講話を聞いていると先生から話しかけられ、「詩国」を読んで真民さんに会いたくて広島から来た、と答えていた母が思い出される。
その真民先生の「つねに前進」と題される詩がある。
すべてとどまるとくさる、このおそろしさを知ろう。

つねに前進つねに一歩空也は左足を出し、一遍は右足を出している。
あの姿を拝してゆこう。
また、こんな詩がある人間いつかは終わりがくる。
前進しながら終わるんだ。
まだ前進できる、まだ前進しなければならぬ…真民先生の詩と人生は今なお、そのことを私たちに教えている。

敬具

平成24年2月29日
旭ホームズ株式会社
社長 桝 卓雄

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