丁寧な施工が大切です
ポイントは工事の品質
先日、木工事が完了した廿日市市の現場ですが、昨日ご案内した施工中の動画の事について色々とご質問を頂きました。
丁寧に施工するのは当たり前の事ではあるのですが、リフォームなどで沢山の現場の断熱材の施工不良を見てきましたので当たり前の事が実はそうでは無いと言う事も現場では起きていると思います。
改めて断熱材の施工のポイントをお伝えします。
グラスウールなどの繊維系断熱材を正しく施工するためのポイントをまとめてみました。
1. 気流止め:床下や小屋裏から外壁や間仕切り壁に外気が入りこまないようにします。
2. 隙間なく施工:断熱材を隙間なく充填します。特に柱や間柱の間には注意が必要です。
3. 室内側に気密層と防湿層を連続させる:断熱・防湿・気密層のラインを途切れさせずに施工します。
具体的な部位ごとの施工方法も考慮すると良いと思います。
床施工や壁施工、天井施工など、それぞれのポイントに合わせて適切に施工が必要です。
グラスウールなどの繊維系の断熱材は正しく施工することで、快適な住宅環境を実現できます。
吹き付けのウレタンなどと違って繊維系の断熱材は施工の丁寧さや気密処理などが大切になってきます。
手間は掛かりますが品質良く施工する事でコストパフォーマンスの良い断熱施工が可能になります。
改めて現場の解説の動画をアップしますのでご参考にして下さい。