昨年お引き渡しさせて頂いた『海の見える大きな2世帯住宅』のメンテナンスにお伺いしました。
冬次期で乾燥が進んだ事でクロスなどの手直しが必要でしたので監督の高田とお伺いしました。
こちらのお家にはお茶をされるお母様の為に和室を設けております。
床の間や天井にお茶の為に必要な釜を吊る金物や床の間の掛け軸を掛ける釘などを工事中に施工させて頂きました。
1か所だけ施工中に打てない釘がありました。それは『花生釘』という床柱に打つ釘です。
高さの要件もあり、さすがに私たちだけで判断して打つのは勇気が必要だったので先日お母様とご相談してついに花生釘を打ちました。
ご家族に見守られる中、床柱に下穴を開けて釘を打ち込みましたがとても緊張しました。
なんせ床柱なのでやり直しが利きません。
打ち込み終わったあとはご家族みんなで安堵の表情を浮かべ、無事に花生釘の取り付けは終わりました。
最後はご家族と笑顔いっぱいで良かった!と笑えたのでとても気持ちの良い一日でした。