2024年4月11日

土地購入に気をつけるポイントについて

  • スタッフブログ

土地購入時に気を付けるポイントとしてまずはエリアの選定があります。
お子様の学校やご両親のご実家からの距離など色々な理由で土地の場所をまず選定されると思います。その他にも下記の様なチェックポイントがあります。

土地取得時のチェックポイント

  1. 最寄駅(バス停)までの環境・・・距離・所要時間・道路状況・交通量・治安 
  2. 通勤や通学経路・・・ 距離・所要時間・交通機関の運行頻度
  3. 公共施設・・・距離・所要時間・各施設での駐車及び駐輪場環境
  4. スーパー等の商業施設・・・距離・所要時間・営業時間・駐車及び駐輪場環境
  5. 医療施設・・・距離・所要時間・診療時間・休診日
  6. 教育施設・・・距離・所要時間・評判
  7. 嫌悪施設・・・施設種類・騒音・振動・悪臭・関係車両の出入り頻度
  8. 周辺環境の変化・・・計画道路予定・空き地の有無・大型施設の建設
  9. 交通状況・・・交通量・騒音・振動・大気汚染
  10. 近隣状況・・・周辺住居の形態(戸建・マンション・アパート)・近隣住民町内会活動・近隣トラブル有無
  11. 土地履歴・・・浸水歴・土壌汚染・過去の使用用途

た、全ての土地に家が建てられる訳ではありません。
土地購入は不動産屋さんを通すので安心ですとお考えでは無いでしょうか?
全てをお任せというのは非常に危険性を伴います。
後で後悔をされない為にも大きなポイントを4つ挙げさせて頂きます。

  1. 用途地域
    都市計画法では、都市計画区域と都市計画区域外とがあります。また都市計画区域の中には「市街化区域」と「市街化調整区域」が有り、住宅を建築出来るのは基本的に「市街化区域」になります。しかし、この「市街化区域」内でも家が建てられない土地があります。それは「工業専用地域」です。最低限知っておいてください。
  2. 土地と道路の関係
    マイホームは建築基準法という法律を守り建てる事が出来ます。法律では土地と道路の関係も規制しており、住宅用の土地には、幅員が4m以上の道路に間口が2m以上接していなければならないと「接道義務」が存在しています。もし接面道路が4m未満の土地であったならば、道路の中心線から2m後退したところを道路境界線とみなす「セットバック」という規制が発します。注意すべき点は、セットバック分だけ土地が削られ、セットバックした土地には建物は当然のこと、外構の塀等も設置は出来ません。
  3. 接する道路の種類
    道路には「公道」と「私道」とが有り、公道は国道・県道・市町村道といった行政が所有する道路です。私道は一般の人が所有する敷地を通行用に利用している道路となります。道路ごとで注意すべき点はありますが、「私道」は個人の所有という事もあり、詳細な調査をしなければトラブルに巻き込まれる事もあります。この点は良く注意をしてください。  
  4. 斜線制限
    地域によって建物の高さや面積などに制限が掛かります。北側隣家の日射を遮らないための「北側斜線制限」、隣地の日当たりや風通しに配慮する「隣地斜線制限」、接面道路幅員によって建物の高さが制約を受ける「道路斜線制限」等、この他にも様々な制限が細かく決められています。
    土地の制限をきちんと確認せず購入してしまうと、希望通りの間取りや、思い描いた理想の家にならないこともあります。専門家に相談をして間取りや形などのご要望を叶えられる土地であるか事前に相談できる事が大切だと思います。

その他、ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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