2025年1月7日

床下エアコンの快適な設定温度とは?暖房費の節約方法まで解説

  • コラム
床下エアコンの快適な設定温度とは?暖房費の節約方法まで解説

冬の快適な住環境を作るには、床下エアコンの設定温度が重要です。適切な設定温度で運用することで、暖房効率を高めながら電気代を抑えられます。

本記事では、床下エアコンのおすすめ設定温度や暖房費を節約する工夫、さらに旭ホームズの床下エアコン「はるかぜ」の魅力について詳しく解説します。

床下エアコンのおすすめ設定温度

床下エアコンのおすすめ設定温度

冬場の床下エアコンは、20~24℃に設定し、24時間連続運転させるのがおすすめです。20~24℃は、寒さをしっかり防ぎつつ、過剰なエネルギー消費を抑えられるバランスの良い設定とされています。室内温度の状況に合わせて、温度を調節しましょう。

床下エアコンは11月から4月の半年間、連続暖房運転をして足元から温めることが推奨された空調方式です。断続的に電源を入れるのではなく、安定した温度で動かし続けることで、室内全体を均一に暖め、快適さを保ちます。

暖房費を抑えて床下エアコンを稼働する方法

暖房費を抑えて床下エアコンを稼働する方法

床下エアコンは少し工夫することで、暖房費を抑えることができます。以下では、暖房費を抑えて床下エアコンを使用する方法を紹介します。

冬は極力電源のオン・オフを避ける

基本的に、エアコンは起動時に多くの電力を消費します。そのため、頻繁に電源をオン・オフするより、弱い出力(比較的低い温度設定)で運転し続けるほうが効率的です。

床下エアコンを室温に合わせて20~24℃の設定温度にし、24時間連続的に運転させましょう。室温を一定に保ちながら、無駄な電力消費を減らすことが可能です。

冬の晴天の日は日射を入れる

冬の晴れた日には、南向きの窓から日射(太陽の光)を室内に取り込むと、床下エアコンに加えて自然な暖房効果を得られます。

日射を入れるためには、パッシブデザインでよく取り入れられる、真南向きの建物であることが基本です。パッシブデザインとは、自然に存在する太陽の光や熱、地中の熱、風といったパッシブエネルギーを最大限利用するための建築デザインのことです。南側のカーテンを開けて冬の日差しを取り入れることで、室温が上がり、エアコンの負担軽減が期待できます。

太陽光発電を利用する

太陽光発電設備があれば、昼間に発電した電力を暖房に利用し、効率よく暖めることができます。日中は22℃に設定し、日が沈む夕方以降は20℃に設定温度を下げるなど、時間帯に応じた使い分けをすることで、より電気代を抑えることが可能です。

関連記事:床下エアコンの電気代はどのくらいかかる?実際の月額料金の目安を公開

旭ホームズの床下エアコン「はるかぜ」の魅力

旭ホームズの床下エアコン「はるかぜ」の魅力

旭ホームズが採用する床下エアコン「はるかぜ」は、床下空間を活用して床全体と室内を効率よく空調する冷暖房システムです。ヒートポンプ式の機械を使うことにより、省電力で効果的に部屋全体を暖められます。以下では、床下エアコン「はるかぜ」の魅力について詳しく紹介します。

足元から広がる暖かさで快適な住まいを実現

床下エアコン「はるかぜ」は、床下から暖房することで家全体を快適な温度に保つことが可能です。足元からじんわりと暖まり、冬場でも冷えを感じることなく過ごせます。

また、一般的な床暖房とは異なり、特定のエリアに限定されることがありません。家中どこにいても均一な暖かさを実感できます。さらに、床下空間に熱を蓄える設計により、室内の温度変化を抑え、省エネルギーで安定した暖房効果を提供します。

自由なデザインと高機能を両立

床下エアコン「はるかぜ」は、壁に室内機を取り付ける必要がありません。室内をすっきりと広々とした空間に保てるうえに、インテリアデザインの自由度が大幅に向上します。

一般的な床暖房では「床暖房用床材」の使用が求められる一方で、床下エアコン「はるかぜ」は床材の制約がなく、「無垢床材」「テラコッタタイル」「クッションフロアー」など、多彩な素材が選択可能です。シンプルなモダンデザインの住宅から自然素材を活かした住まいまで、どのようなスタイルの家にも柔軟に対応します。

家計にやさしいコストパフォーマンス

間取りや面積が同じ住宅で比較した場合、居室ごとに壁掛けエアコンやヒートポンプ温水暖房を設置するより、床下エアコン「はるかぜ」のほうが設置費用や電気代を抑えられます。特に、ワンフロア全体を冷暖房する際は、そのコストパフォーマンスの高さを実感していただけるでしょう。

さらに、床下エアコン「はるかぜ」はワンフロアにつき1台の機器で済むため、将来的な機器交換のコストを抑えることも可能です。初期費用だけでなく、ランニングコストやメンテナンス費用を考慮しても、家計にやさしいローコスト設計といえます。

プラン・予算に合わせた柔軟な対応が可能

旭ホームズでは、お客様のプランや予算に応じて床下エアコンを全館空調システムとして導入することもできます。冷気が上から下に流れる特性を活かし、夏場の暑さ対策をした全館空調システムです。

1階では床下冷暖房システム、2階は天井からの冷暖房システムを採用し、住まい全体に快適な温度環境を作り出します。また、冬には1階の床下エアコンが暖房システムとして機能し、家全体を足元からぽかぽかと暖めることが可能です。

旭ホームズは、お住まいの形状やご要望に合わせた柔軟な設計で、四季の気温の変化に適した心地良い住空間をお届けします。

旭ホームズの床下エアコンについて詳しくはこちら

旭ホームズの床下エアコン導入事例

旭ホームズの床下エアコン導入事例
素の家『五日市の家』

旭ホームズが手掛けた長期優良住宅の施工事例を紹介します。素の家『五日市の家』では、床下エアコンを導入することで、足元から効率よく冷暖房を行える快適な環境を整えました。床下エアコンはインテリアを邪魔しないよう、専用の格子でカバーされ、住空間に自然に溶け込む工夫がされています。

さらに、冬場の温かな日射を十分に取り込むため、建物は敷地内に斜めに配置。斜めに配置することで、残った三角形の敷地には植栽などを配置し、開放的で心地良い空間となっています。

また、パッシブデザインを取り入れた設計で、自然の力を最大限に活用。夏は涼しく、冬は暖かい暮らしを可能にする設計工夫が随所に施されています。住む人が四季を通じて快適に過ごせる、機能性とデザイン性を両立した住宅です。

広島で新築・リフォームをするなら旭ホームズへ

広島で新築・リフォームをするなら旭ホームズへ

木の家が持つ素材や素地を生かし、その土地の持つ要素を生かして設計し、末永く素晴らしい暮らしができる家作り。それが旭ホームズのこだわりです。

広島近郊で、高断熱・高気密な注文住宅をお考えの方や、性能向上リノベーションを検討されている方は、ぜひ一度、旭ホームズのモデルハウスへお立ち寄りください。

所在地〒731-5101広島県広島市佐伯区五月が丘2丁目8
定休日日・祝・水
※事前のご予約があればご見学はいつでも可能です。
※お休みの3日前までのご予約をお願いいたします。

家づくりコラム

旭ホームズのスタッフの日常や建設中の物件などをご紹介しています。

無料会員登録

無料会員登録

家づくりの資料や会員様限定のプラン集など
会員だけのお得な情報を配信中!