2024年7月4日

蓄電池のご相談

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蓄電池のご相談が増えています

自家消費の工夫をご提案

先日、OBのお客様から蓄電池のご相談を頂きました。

訪問販売の業者さんが卒FITを前に今こそ蓄電池を付けるべきだとご提案をされたので本当にそうなの?という疑問を持たれてのご相談でした。

6月からの電気代の上昇もありお客様が気にされている所でしたが、訪問販売の業者さんのご説明は少し現状との乖離があり売り目線の営業トークでしたので勉強のために色々と根掘り葉掘り聞いてしまいました。

簡単にご説明するとこちらのお客様は卒FITまで3年あり、現在の売電価格は30円でした。新築時に光熱費0を目指して設計していましたが、現状は太陽光発電で1年間の電気代はほぼ賄えている状況です。

現在の電気代はデイタイムで46円程度で夜と休日などは30円程度の電気代になります。

訪問販売さん曰く、今の時期から経済モードで30円の時間帯に蓄電して、日中の46円の時にできるだけ30円で売った方が良いですとのご説明でした。

つまり30円で貯めた電気を46円の時間帯で使うと16円の差があり、かつ30円の売電が多くもらえるというご提案でしたが、私たちの会社のご提案は3年間は蓄電池は設置されず、現状のまま30円の売電を継続した方がよく、3年後におひさまエコキュートで自家消費を増やし、それでも余る電気代をグリーンモードで蓄電された方が良いですよとお話しました。簡単に言うとわざわざ30円の売電を増やすために蓄電などせずに、46円の時間帯の電気を太陽光発電の0円の電気で自家消費(自宅のエネルギーとして利用)する方が使用する1KWあたりの費用としての価値は46円分あるという事です。

簡単にご説明しても分かりにくい説明にはなりますが、とにかく自家消費をまず優先する事が良いと思いますとお話しています。

新築のお家でも太陽光発電とおひさまエコキュートを標準でご提案しておりますが、高額な蓄電池を設置する前にまず給湯器の検討、それから蓄電池をご提案する様にしています。

蓄電池はまだまだ高価です。既存住宅でかつ卒FIT前のお家は計算も難しく、申請も時間が掛かります。

蓄電池をご検討の場合はまず自家消費を上げる工夫と、給湯器などの交換の検討、それから蓄電池の検討でも遅くないと思いますのでご参考にして下さい。

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