2009年8月31日

社長の手紙 Vol.202

  • 社長の手紙

拝啓

朝夕めっきり涼しさを感じる頃となりました。
昨日30日に衆議院の選挙がありました。
『政権交代』を旗頭に国民の生活が第一と訴えた民主党が308議席を獲得し大勝しました。
自民党に一度下野させ交代させようという国民の気持ちの現れでしょう。
安部晋三、福田康夫2人の首相の交代劇や消えた年金問題、閣僚主導への政治不信、そして麻生首相の度重なる失言・・・・等、不満が爆発したのです。
民主党が勝利し新しい政治の流れになるのは良いことだと思います。
しかし民主党は政策に欠けている日本経済の成長戦略や財政再建目標を十分に示し説明する責任を負っています。
子供手当、高速道路無料、後期高齢者医療制度廃止・・・・等 美しい語句や耳ざわりの良い言葉だけでは何も解決しません。
現在危機的財政の中、さらなる借金が上積みをし未来の若い人達の負担にならない様、財源の裏づけを明確にする必要があります。
今一度、民主党が選挙前に掲げたマニフェストを再考察してみましょう。
マニフェストの中に民主党5つの約束があります。

〜変わるのはあなたの生活です〜

1)ムダ使い
207兆円の予算の組み替え税金のムダ使いと天下りを根絶します。
議員の世襲と企業献金を禁止、衆議院定数80削減します。
2)子供手当
中学卒業まで1人当り年312、000円の支給、高校は実質無料化する。
3)年金・医療
年金制度を一元化し月額7万円の最低保障の実現、後期高齢者(75才以上)の医療制度の廃止。
医師の数を1.5倍にします。
4)地域主権
地域主権を確立し地方の自主財源を大幅に増やす。
高速道路の無料化。
5)雇用・経済
中小企業の法人税を11%に引き下げる。
月額10万円の手当てつき、職業訓練制度により求職者を支援する。

民主党は掲げたマニフェストを守り官僚依存政治や天下り、税金の無駄使いを打切り、国民本位の政治が実現しなければ『政権交代』は何の意味も持たない。
私達は民主党がマニフェスト通りのブレない政治を行っているか今後監視する必要と責任があります。
そして民主党には国民の生活が豊かさを感じる経済政策に力を注いでほしいと願う次第です。

敬具

平成21年8月31日
旭ホームズ株式会社
社長  桝 卓雄

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