2012年1月31日

社長の手紙 Vol.231

  • 社長の手紙

拝啓

昨年に契約していた会社の隣の建物土地を1月27日に決済し旭ホームズの所有になりました。
今年中に新しいモデルハウスと研究棟の建設を計画しています。
この研究棟は構造やエアブレス工法が目に見えて理解でき、高気密・高断熱の家を少しでも安価に造る為の実験棟です。
今年も勉強し研究して会社も個人も変革、成長しましょう。

〜 今年は 土光 敏夫 〜

明治29年生まれ、石川島播磨重工 社長・会長東芝 社長 経団連 会長 歴任 昭和63年永眠(91才)土光 敏夫 91年間生涯、その間に残した言葉や行動を今、改めて考えてみると驚くほど新鮮な輝きを放っています。
「個人は質素に社会は豊かに」これは、、入院中の土光氏が車いすに乗りながら記者団に語った言葉です。
その時氏は90才。
この言葉は母の教えだと話している。
私は言葉を引用して「社長は質素に会社は豊かに」と会議で社員さんと約束している。
「社員は3倍、重役は10倍働け」つぶれかかっている東芝の再建に行った出社1日目に社員さん達に話した言葉です。
「沈まない船はない、つぶれない企業はない、すべては人間次第だ。
一般社員は3倍働け重役は10倍働く、僕はそれ以上働く」と語っている。
業種、業態を問わず大変厳しい経済環境の中経営者自らが先頭に立ちこの言葉を実戦すれば必ず業績は良くなると私は信じています。
今こそ、社長・幹部の人達が今までの何倍も働く時です!
「メザシの土光」魚のメザシ(目刺し)を好物とし、自宅の庭の畑で作った野菜で一汁一菜の質素な食生活だった。
現代の豊かな生活に馴れ切っている私達はもう一度、質素に生きるとは何かを考える時です。
総理大臣が毎年のように代わり、リーダーが信頼できない時代。
バラマキ政策を公言し実現した政権交代だが、マニフェスト公約はほとんど守られていない。
終戦後、奇跡の復興に全力を尽くし、高度成長を駆け抜け、その後、財政赤字削減を訴えたまさ清貧・復興・改革を貫いた人、土光敏夫。
氏の生き方から厳しい今の時代、沢山のヒントがある。
私は今、2冊の本を同時に読んでいる。
経営の行動指針  土光 敏夫土光 敏夫100の言葉  出町 譲少しでも、半歩、一歩でも氏に近づきたいと念じつつ・・・。

敬具

平成24年1月31日
旭ホームズ株式会社
社長  桝  卓雄

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