村上です。８月７日から８日まで行なわれました、中国中学陸上選手権（中国大会）に息子が出場しますので、応援に行ってきました。
先月行なわれました各県選手権大会の、各種目の上位3名ずつが出場出来ます、中国地方のトップを決める大会です。
でも今年の開催場所は、鳥取県鳥取市の布勢運動公園陸上競技場（コカコーラウエストパーク陸上競技場）ですので、広島市から高速で丸４時間は掛かります。
当日の開会式９時までには着こうと、張り切って朝３時半出発で何とか８時前に現地に到着。
私は眠さと暑さと二重苦でぐったり。
息子が出場致します２年男子100ｍ予選は11時35分からなので、ひとまずすぐに満車になりそうな雰囲気の駐車場に車を置いて一休み。

そうこうしている内に予選が始まりました。
5県×3名の15名が3組に別れて上位2位までと、そこで残れなかったタイム上位2名の合計8名が決勝へ駒を進める事が出来ます。7名は落選するので、決勝に出場できなければ当に天国と地獄です。
昨年もそうでしたが、大会前のランキングではトップであっても、それが全くあてにならない位皆が成長している時期なのです。中学生の成長の度合いは恐ろしいものです。
息子は6月半ばに自己ベストを出して、ランキング1位でこの大会に出場致しましたが、7月前半に腰と股関節を痛めてから、実は思う様に走れていません。7月の県通信大会と県選手権大会は今までに無い位、苦しみました。
何が原因になっているかはわかりませんが、恐らく走りの上半身と下半身のバランスが狂っていて、見るからにやはり当日も走りがおかしい。普段のスピードが全く出ていないのです。
予選は不安だらけのこんな中行われましたが、やはり満足の行く結果は出せず、ツワモノ揃いのこの大会では小手先では全く歯が立ちませんでした。
予選3組目11秒70の2位で何とか通過。全体の6番目のタイムでした。
昨年は4位でしたので、今年は・・・と期待されていたので、皆がっかり。
でも決勝には広島県の代表は息子を入れて2名残る事が出来ました。
決勝もこれでは全く期待出来ないので、この度のレースは私は何も口を出さずに見守る事としました。
予想通り決勝ではスタートも遅れ、後半の伸びも全く無く、完全な失敗レースで11秒60の平凡なタイムの結局6位でフィニッシュ。
悪い事は続くもので、中学に入って初めて同じ県の代表選手に0.02秒差（約20ｃｍの差）で負けてしまいました。
さすがに本人も私もこれにはショックを受けてしまいました。
調子の悪さには皆が気づいているので、試合後に県内の他校のご指導者の先生方から、暖かいお言葉やワンポイントレッスンを息子は受けておりました。有り難い事です。
この結果を冷静に受け止め、この残された夏に更なる努力を行なって、既に出場が決まっている9月末の県総体で必ず自己ベストを出し、10月末のジュニアオリンピック広島県代表に選出されるというリベンジを誓い合いました。顧問の先生にもう少し強く、お尻を叩いて貰わなければならないようです。
人生には挫折も必要です。今だからこそ取り返しがつきます。
これからの息子の奮起に期待し、見守ろうと思います。
まだまだこれで終わるわけには参りません。

鳥取市からの帰路の4時間半は、私は心も重く、非常に辛く、おまけに長く感じられました。
折角鳥取に来たのですが、残念ながら嫁さんと観光をして帰ろうという気にもなりませんでした。
いつもなら会社にお土産を買って帰るのに、この度は全く気がつかない程心身疲れておりました。
皆さんごめんなさい。