2014年4月21日

こうもりの仕業?

  • スタッフブログ

本日からHPの方が一新されまして、第1回目のブログ(月曜日担当)をさせて頂く事になりました
村上です。曜日毎に担当者が変わり、それぞれのカラーが出たブログがUPされますので楽しみにしていてくださいね。

さて今日のタイトルはコウモリの仕業?です。
先週約7年前に新築をさせて頂きましたK様の方からお電話が有りまして、1Fリビングの壁一部と天井の一部にしみが出来ているので見てくださいとの事。
私はその建物の1Fリビングの上に丁度バルコニーがありますので雨漏りかな?と疑いながら工事の高田君と一緒に不安を抱えながら伺いました。
最初は2Fのバルコニー周辺の雨漏りが起きそうな箇所を探しましたが今一はっきりしません。
下屋根部分も見た目は別におかしい所も無い為、高田君といっその事1Fリビングの天井を破ってみようか?という事になり、雨漏りがあれば当然天井裏に形跡がありますのでそこである程度どこから漏っているかを判断できると思い実行してみました。

しかし・・・・・、雨漏りがしているはずの天井や壁周辺の下地のボードや天井裏の断熱材や構造材は全くと言って良いほど綺麗で乾燥した状態です。
天井に開けた開口部から私は頭を入れて天井裏をよーく見てみると、天井の下地のプラスターボードに小さな糞があるのを発見致しました。この糞どこかで見た事有るような????と一瞬考えた後、閃きました。これコウモリだ!。実は私の知り合いの不動産業者さんが管理されておられた一軒家の天井裏にコウモリが巣を作ったため、それを追い出す作業を専門の業者にお願いされた際の報告書を私は以前拝見した事があって、それの中にあった写真とそっくりだったからです。
早速私の知り合いの専門の業者さんに連絡を取って、対処の方法をお聞きしてみました。
ここでびっくりした事がわかりました。

コウモリは鳥獣保護法で守られている為、駆除が出来ません(殺すことが出来ません)。
コウモリは瓦等の1~2cm程の隙間からでも自由に天井裏等に侵入してくる事が出来る(通常屋根が瓦という事でしたら、1~2cmの隙間は必ず出来ますよね。)
皆様ご存知でしたか?それではどのように対処する事がいいのか?
追い出して、進入させない為にはこのような方法が一番簡単だそうです。
まずはナフタレン(昔箪笥に入れていた防虫剤・・・たんすにゴン等の臭いのあるもの)を進入経路付近に置く。この臭いを非常に嫌うそうです。人間でもこの臭いは長くはかいでいられませんよね。
そしてアルミ箔を短冊形に切って、天井裏等の進入経路に数箇所吊るしておく。コウモリは目がほとんど見えない為、自分で超音波を出して跳ね返って来る音波で物を識別するそうで、沢山の吊るされたアルミ箔から反射される音波に驚く習性を利用する方法だそうです。
早速実行をさせて頂きました。
でもコウモリが外に出ておらず、天井裏に居つづけたら どうするのか?という素朴な疑問がきそうですが、答えは簡単です。コウモリは毎日夜になると必ず外に出て餌を捕食します。食べないと死んでしまいますよね。でも一旦ここから出てしまうと今度は進入する際にナフタレンとアルミ箔攻撃が待っているのです。

私は念の為雨漏りの可能性もゼロではないという事も考えて、数日雨が降った日を挟んで後日伺う事とし、そのままにして再度K様邸に本日高田君と伺って見ました。
結果はやはり雨漏りの形成は無く、天井裏周辺も特に変わった様子はございませんでした。
これによりコウモリが天井裏に休憩場所を作って、糞尿を一部の箇所でし続けた事によるしみとほぼ断定致しました。

最近コウモリも見なくなったよね。なんておっしゃっておられます方、コウモリも必死になって以前よりも環境の良くなった家に住み着いて生き続けています。もしかしたらあなたの家にも・・・・なんて。夜に天井裏でガサゴソ音がしていたらこのような事も考えられるので、お早めに対処をしてくださいね。田舎の方ではイタチが夜な夜な運動会をする家も有るそうですから(苦笑)。
もう少しこちらの家ではクロスの補修があるまでの間、コウモリが再度侵入していない事を確認する為に様子をみてみようと思います。
K様この度は本当にご災難でした。コウモリさんもう起こし頂かなくてもいいですよ!
あっ!よく考えてみれば私の家も瓦の屋根だった!!
もしかしたら・・・と考えますと夜な夜な我が家の屋根を下から観察する必要性があるかもしれませんね。やばいです。(汗)

さて次回火曜日は桑原さんの担当です。お楽しみに・・・。

ブログ

旭ホームズのスタッフの日常や建設中の物件などをご紹介しています。

無料会員登録

無料会員登録

家づくりの資料や会員様限定のプラン集など
会員だけのお得な情報を配信中!