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天窓の効果

2021-02-25
カテゴリ:リフォーム,リノベーション,新築,つぶやき,設計の事,断熱性能の事,パッシブ
veluxの天窓
天窓は普通の窓に比べて3倍明るいと言われます。



明るい室内を作る時に役立つ窓ですが注意も必要です。そんな天窓の採用のコツを解説します。



天窓は普通の窓よりも3倍明るさを確保できて室内を明るくしてくれる効果があります。
また、開閉式のタイプなどは夏場の重力換気の出口になり、室内の採風や廃熱に効果を発揮します。



3倍明るさを取り入れる事ができるという事は3倍熱エネルギーが入る事にもなります。
設置する方角を南面などにすると夏の熱エネルギーが3倍室内に入る事になるので注意が必要です。



天窓を設置する時は北側が良いとされています。
北面の明るさは一定で曇りの日でもある程度の明るさを確保できます。



また直射は入りにくいので夏場の温度上昇も抑える事が可能です。




次に断熱性です。




屋根面に付く窓ですが日本のメーカーの天窓は普通の窓サッシと変わらない断熱性能になります。
屋根面の断熱性を確保する場合には配慮が必要です。




室内の寝室の上などに取り付けする場合などは寒さが床へ流れていくコールドドラフト現象への配慮が必要です。
天窓の断熱性能は性能が良い商品にするか、居室内の設置には注意しています。




最後に雨漏りのリスクです。




昔は天窓からの雨漏りも少なくはありませんでした。
ちゃんとした施工をしていれば雨漏りの可能性は抑える事が可能ですが、0ではありません。



点検やメンテナンスもある程度は必要になる可能性があります






細かな注意点ばかりで天窓の魅力を伝えきれていませんが、上手に採用すれば室内をとても明るく、気持ちよくしてくれます。




施工や配置の設計に配慮して施工すれば天窓は魅力的な窓です。
狭小地や重力換気を利用したパッシブ設計では重要になる窓なので必要な場合はしっかりと確認しながら採用して頂けたらと思います。


北面に設置した天窓の明かり
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